2012年4月 9日 (月)

火輪[右]の音 【エ】大綿津見 摩天楼

【前回までの記事】
あめのみくりや:五輪塔とコトタマの対応
あめのみくりや:地輪の音 【キ】角杙と【ミ】生杙
あめのみくりや:水輪の音 【ソ】天の水分と【ロ】天の狭霧
あめのみくりや:風輪[左]の音 【ハ】大山津見 米の国

前回は【ハ】大山津見の神だけをやったので、今回は【エ】大綿津見の神。こちらは五輪塔では火輪の右側に当たります。

Haye

25.【エ】大綿津見の神 【蛋白石/麻】

蛋白石(オパール)については、前記事の【ハ】大山津見の項で書きましたので、詳細はそちらを参照していただくことにして…

花は大麻、麻薬の麻(アサ)です。学名はカンナビス[Cannabis]。学名の意味をググっても、大麻とか麻としか出てこなくて困った。それはわかってるから、学名の由来を知りたいんだけどね。もしかしたら、そのもの、「麻薬」という意味なのかもしれませんね。

花言葉は「運命・宿命・結果」と、刑法にも関わる麻らしく?重たい雰囲気です。

ここでは、象徴としての麻、麻紋について考えてみます。これがちょうど、
上下の三角△▽を合わせた形、六芒星の形6bousei_toukaをしているのですね。言霊学では、西洋型の思考を表すといわれる形です。

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あめのみくりや:天と国、△と□

左図は麻紋、右図は前記事のFuinと同じように、色をつけてみました。 Fuin 」は4×2=8色でしたが、麻紋は6×2=12色となっています。

Asa Asa_color

Fuin 」は「 」と「 」の組み合わせで「米国」でしたが、6bousei_toukaは「 」と「 」なので「」という字が浮かび上がる。そして「」。両方合わせると、麻天…摩天楼?

まてん‐ろう【摩天楼】
《 skyscraper 》先端が天をもこするかと思われるほどの高層建築。摩天閣。

高い塔というのは、人間の奢り・傲慢を象徴する。旧約聖書で神の怒りに触れて雷を落とされた「バベルの塔」を彷彿させます。タロットカード16番「塔」ですね。

摩天楼といって真っ先に思いつくのはマンハッタンですが、マンハッタンも「米国」の中にあるんですよね。言霊学の本には「 」は東洋、「 」は西洋とありますが、わたしは「 」も「 」もどちらも外来魂であると見当をつけています。

日本らしさというものがあるとしたら、その図形は、やっぱり日の丸の「 」ですよね。

【エ】大綿津見の神について。この【エ】は、母音【アイウエオ】のエではなく、ヤ行【ヤイユヨ】のエです。ローマ字表記だと【ye】あるいは【je】になる。発音は、イエーイとか、イエスの[ィエ]に近いですね。半母音【ワヰウヱヲ】のヱ・ゑとはまた別なので注意。こちらは[ゥエ]に近い発音ですね、本来は。

大山津見は山の神、大綿津見は海の神。海=わた=綿という当て字が、『ひぐらしのなく頃に』の「綿流し」を連想させる。やっぱりこれは腑(はらわた)という意味合いもあるのかな。海というのが地球のはらわたともいえるしね。

海、綿、腑、わたを図形で表すと、まさに「 」だと思います。はっきりと形が定まらず、曖昧で、和やかで、ふんわりしている。

山が「 」なら、海は「 」。大山津見「 」が満天星というふっくらとした丸い「 」花、大綿津見「 」が麻という「 △▽ 」の植物。逆なんですが、だからこそ、互い違いに組み合わさるのかな。

惑星は天王星を当てはめています。天王星のマーク「50pxuranus_symbolsvg」も、太陽を表す「50pxsun_symbolsvg」に、尖った矢印「 」の組み合わせです。

おニャン子クラブでは、25番吉沢秋絵。すでに以下の記事で取り上げています。

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秋絵ちゃんはふわっとしたやわらかい雰囲気でありながら、意外と芯は強そうな気がしたな。懐剣というのでしょうか、そういうものを内に秘めてそうな。

工藤静香は逆に、ぱっと見の雰囲気は格好いい系でありながら、内面的にはけっこうふにゃっとしてたような気がします。そういうところも、互い違いという感じでおもしろいです。

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【参考リンク】
  古事記の神名とおニャン子クラブの対応表

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2012年4月 7日 (土)

風輪[左]の音 【ハ】大山津見 米の国

【前回までの記事】
あめのみくりや:五輪塔とコトタマの対応
あめのみくりや:地輪の音 【キ】角杙と【ミ】生杙
あめのみくりや:水輪の音 【ソ】天の水分と【ロ】天の狭霧

次は五輪塔の輪からはちょっとずれるのですが、大山津見(風輪の左側)と大綿津見(火輪の右側)のセット。合わせて読むと、ハエ、生え、映え、栄え、南風、蝿…はひどいなw。奇しくも石がどちらも蛋白石(オパール)でした。

Haye

38.【ハ】大山津見の神 【蛋白石/満天星】

満天星(ドウダンツツジ)については、過去記事【世界塔の満天星】ですでに言及しましたが、学名についてはまだでした。学名はエンキアンサス[Enkianthus]で、「妊娠する花」あるいは「膨らんだ花」という意味。ベル型にふくらんだ花の形から来ているそうです。

蛋白石(オパール)は前述の記事で、死に魅入られる石であり、タナトスであると書きました。満天星は妊娠なのだから、新しい生命であり、死とはまったく逆ですね。死と再生みたいな組み合わせ。石と花で正反対の意味の組み合わせが多いのは興味深いところです。まるでタロットカードの正位置と逆位置みたい。

もっとも、オパールそのものにも、創造性を高める、希望をもたらす、幸運を呼び込むといった、不運や不幸とはまったく逆の意味もあります。「虹」というところがポイントですね。すべての色を含んでいるのだから、あらゆる性質を秘めていて、一概にこうだとは言えないのかもしれません。

【ハ】大山津見の神山は「八間」で、八つの父韻を表す図形「 Fuin 」の八つの間にそれぞれの父韻が入っていることを示している。中心を上に引っぱると山型になる。言霊【エ】から現れる東洋的思考を表す基本形が「」で、「 」や「 E_2 」がその発展形、それをさらに発展させたものが「 Fuin 」となる。

【関連記事】
あめのみくりや:天と国、△と□

Fuin 」の図形がイギリスの国旗(ユニオンジャック)に似ているということも、以前書きました。あるいは、「 」を「 」(くにがまえ)で囲んだ形、すなわち、米の国とも読めますね。米国=アメリカ。東洋的思考を表すと言われる図形が、なぜか欧米と関わってくるという不思議。

以下の記事で、わたしは「 」は東洋ではなく、外来魂ではなかろうかと見当をつけています。

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Fuin_colorFuin 」に色をつけるとこんな感じ。はそれぞれの父韻です。

【ハ】は言の葉であり、言葉はスペクトル解析で波形になりますよね。その波形が山に見えるから大山津見。スペクトルは虹、虹は八父韻の象徴。ということで、やっとまとまってきましたw

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惑星は木星を当てはめています。木星のエレメントは風なので、風輪、そして風をイメージするハ段の音と一致しています。木星はギリシャ神話のゼウス、気象を支配する天空神であり、雷神でもある。好色で女好きであることでも知られている。そしていつも浮気をしては妻に怒られているという。

風=風俗とも関連性が深いのかもしれません。「妊娠する」というよりは、精子をばらまくほう、妊娠させる側じゃないかなと思う、ゼウス的には。蛋白石ってのも蛋白質=精子っぽい。

おニャン子クラブでは、会員番号38番工藤静香。つまり、小沢健二と同じ誕生日ということですね。前記事の42番と同じく、元うしろ髪ひかれ隊のメンバー。ソロでも、未練を歌う歌が多かったように思います。未練を歌わせたら日本一?の中島みゆきと親和性が高かったよね。

しかし、この記事を書いているときに頭の中を流れていたのは別の曲…高井麻巳子『情熱れいんぼぅ』だったりする。歌詞の内容が合ってるからね。

情熱れいんぼぅ 夜空のれいんぼぅ
夢を架けて つないでいくの
情熱れいんぼぅ わたしは燃えて
届けたいの 虹の気持ちを

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次、25.【エ】大綿津見の神もやるつもりだったんですが、ちょっと長くなっちゃったので、ここで一旦切りますね。

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【参考リンク】
  古事記の神名とおニャン子クラブの対応表

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2012年4月 5日 (木)

水輪の音 【ソ】天の水分と【ロ】天の狭霧

【前回までの記事】
あめのみくりや:五輪塔とコトタマの対応
あめのみくりや:地輪の音 【キ】角杙と【ミ】生杙

次は水輪のセット。続けて読むと、ソロ。独唱、独演のソロとどう関わってくるのかはちょっとわかりませんが、水と霧で、どちらも水に関わる神名です。

Soro

32.【ソ】天の水分の神 【青玉/狐の手袋】

狐の手袋(キツネノテブクロ)、学名は「指」を意味するジギタリス[Digitalis]。名前の通り、大きな袋型の花を鈴なりにつけます。中の模様がちょっとグロテスクで毒々しい。実際に心臓に作用する毒を持っています。その毒が逆に強心剤として使われる場合もある。毒と薬は紙一重。

花言葉は「熱情、不誠実、健康的、熱い胸の思い」。【キ】角杙の神の瑠璃苦菜と同じく、刺激的なイメージの花です。

石は【キ】角杙の神と同じくサファイア。激情を鎮め、誠実を表すサファイアは、ジギタリスの花のイメージとは正反対なのがおもしろいところです。

【ソ】天の水分の神(あめのみくまりのかみ)。水は命を育むものですが、時には濁流となり、多くの命を飲み込んでも行く。そうならないためには、適切に分配し、治水することが必要ですよね。天の水分の神にはそのような働きがあるように思います。サファイアの働きと近いのではないでしょうか。惑星は冥王星に対応させています。

狐の手袋のイラストが地獄の番犬ケルベロスみたいになってしまったんですが、地獄=冥界=冥王星つながりで、けっこういい線行ってるかもね。

おニャン子クラブでは会員番号32番山本スーザン久美子。おニャン子唯一の白人ハーフ。名前がおもしろいという理由だけで加入してしまって、視聴者側からはアイドルとしてはほとんど見られていなかったと思うけど、おニャン子一の人格者で、全員から慕われていたらしい。集団をまとめるのに必要な潤滑油的存在だったのかもね。そういうところは天の水分っぽいですよね。

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42.【ロ】天の狭霧の神 【緑玉髄/釣船草】

釣船草(ツリフネソウ)は学名インパチェンス[Impatience]、意味は「我慢できない」。鳳仙花と同属で、種子が熟すると、鞘の中の種が勢いよくはじけ飛ぶからですね。リビドーの強さを表しているような気がします。

花言葉は「安楽、詩的な愛、心を休める、期待」。インパチェンス属全体の意味「我慢できない」と比べると、ずいぶん穏やかで静的な花言葉です。いつかはじけ飛ぶ時を夢みて眠っているという感じでしょうか。

この花の特徴はなんといっても、釣り鐘状の花の先っぽが、まるで巻き貝のようにくるんと巻いているところ。対応する言霊である【ロ】という音も巻き舌になるという不思議。天の狭霧の神(あめのさぎりのかみ)は、その霧の中で幻想を見せる。惑星は海王星に対応させています。

また、詳細はいずれ別記事で書きますが、天の狭霧の神は、耳の中の「蝸牛」に対応するんです。文字通りかたつむりのような渦巻き状の器官です。この形状が、釣船草にそっくりなのも不思議です。

緑玉髄=クリソプレーズはオーストラリア翡翠とも呼ばれ、その独特のアップルグリーンが特徴の、明るく力強い石。自信と勇気を与え、精神を安定させ、潜在能力の開花、夢の実現に効果があるといわれています。

おニャン子クラブでは会員番号42番斉藤満喜子。うしろ髪ひかれ隊のメンバーでした。後ろ髪を引かれる=未練を残すという意味で、音、石、花、すべての要素を組み立てると、「決してあきらめることのできない夢」というキーワードが浮かんできます。

次回に続く。

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【参考リンク】
  古事記の神名とおニャン子クラブの対応表

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