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2008年9月15日 (月)

送り仮名と送り火の関連性

送り仮名があれば迎え仮名というものもある。意味は大辞林より引用。

読み方を示すために漢字の上に添えておく、読みの最初の仮名。小さい字で書くことが多い。川柳・俳句などにみられる。「ゃ宿(シュクでなくヤド)」の「や」の類。

送り仮名迎え仮名は、お盆の送り火迎え火に対応するのではないかと思う(これはまたわたしの新発見!)。仮名は表音文字で、火()は霊()で、五十音のコトタマのことを指す。仮名の「」と「」は裏表の関係(参照:コトタマ五十音と裏コトタマ)。

そして迎え仮名と送り仮名が添えられる対象である漢字は表意文字で、文字というのは読むヨム)ものであり、動的な昼(ル)に対して静的な夜(ル)であり、読みヨミ)=夜見ヨミ)の字が当てられる。そして読み=黄泉ヨミ)でもあり、黄泉の国とは死者の国であり、迎え火で迎えられ、送り火で送られる先祖の霊が帰る場所である。

映画『イノセンス』の世界観が、ちょうど黄泉の国っぽいと思った。生身の体を失い擬体化した人造人間たちが住む、猥雑で退廃した街に輝くネオンサインの看板文字は漢字ばかりだった。やはり同じように疑問を持った人もいるようです。映画イノセンスの世界は漢字しかないんですか? - Yahoo!知恵袋

黄泉の国=中国と言うこともできるかもしれません。それに対して人間の霊魂(イノセンスではゴーストと表現されるもの)の領域は霊・日・火)のもと=ヒノモトである日本であり、言霊に霊魂を載せて仮名によって仮に(=本来は音であるものを視覚的に)表現される。

【関連記事】あめのみくりや:火の神は夜の芸術家

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