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2008年9月22日 (月)

いつ稜威(いつ)出やる…

♪かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ 出やる…♪の「いつ」は、稜威(いつ)と当て字することもできる。

稜威の字の中に、単体だと「」と読む「」が含まれているが、これは厳(いつ)の当て字であるので、「ヰツ」ではなく「イツ」と読む。御稜威(みいづ)の形でよく古文に使われている。意味は神霊や天皇の威光のこと。

威「ヰ」という字を使って「イ」と読ませるにはそれなりの理由があるのだろう。わざわざ稜と威を逆にしているようにも見える。だって稜って字は「イ」とは読まないよね。「ツ」とも読みませんが。(稜という漢字の意味としては、物の角のことをいうようです。尖っていて荒々しい感じでしょうか)

ヰにはきっと、主導権を持たせないほうがうまくいくのだろう。伊耶那岐・伊耶那美の創世神話でも、最初に伊耶那美のほうから声をかけてしまったために失敗作が生まれてしまいましたよね。もちろん失敗は成功の母でもあるのですが。

【参考リンク】小寄道: 稜威(いつ)について

稜威は天皇の威光であり、穀霊であり、稲に宿る稲霊なのだそうだ。稲(いね・いな)という字は稲妻(いなづま)・稲光(いなびかり)にも使われるようにとも縁が深い。雷は荒魂(あらみたま)や軍神(いくさがみ)を象徴するものであり、日本人の意識の根底に流れる通奏低音のようなものだという。

稲荷神社にももちろん関係あるだろうし、以前書いたように、稲荷はINRIでキリスト教にも関わっている。キリスト教は西洋の宗教であるが、リンク先には天皇霊=御稜威=稲霊は外来魂であるとも書かれている。ちなみに皇室で稲荷信仰なのは秋篠宮紀子様です。

【関連記事】
あめのみくりや:稲荷神社はあべこべ神社?
あめのみくりや:INRI=稲荷

続きはまた後日。

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