片山さつきがケイト・ブッシュに似ている件について

最近、YouTubeで、ケイト・ブッシュ（Kate Bush）の動画を見ることにはまってる。

わたしはケイトは高校の時（かれこれもう20年前）から好きで、アルバムはほとんど全部持ってるし、英語の歌詞を覚えるほど何度も何度も聴いたし、今でも日常的に聴いてるけど、動くケイトを初めて見たのはつい最近で、はっきり言って衝撃を受けました。

曲自体も十分衝撃的ですごいインパクトなのですが（今聴いても古くなく、むしろ斬新に感じる）、ケイトがリアルタイムに活動をしていた70年代後半～80年代前半は、あの曲に加えて、あの珍妙なパフォーマンスもセットだったのね。

いやはやすごいわ、ケイトが音楽の天才だということは言うまでもないけど、さらに斜め上を行く天才だったとは。

しかもケイトってすごく顔がかわいい。もちろん美人として定評があるけど、セクシー系というよりかわいい系の美人だと思う。そのことにはジャケ写だけでは気づかなかった。特殊メイクといってもよいぐらいの厚化粧だもん。

プロモーション・ビデオ（PV）やライブ等ではやはりパフォーマンスを重視した特殊メイクになってるけど、特集番組で写されていたダンスレッスン中の素顔のケイトや、インタビュー等に応える薄化粧のケイトは、あどけなさを残した表情でめっちゃかわいかった。

なによりふっとこぼれる笑顔がかわいい！あの笑顔を見るだけでこっちまではにゃーってなる。これはもう萌えでしょう、萌え！白人女性で一番かわいいように思う。こんなことに今気づくなんて。よっぽど巧妙に隠されていたとしか思えない。

本人、すごい才能のあるミュージシャン（たぶん女性ミュージシャンでは世界一？）なんで、アイドル的な扱いをされるのは嫌だったんだろうと思う。振り付けにも「女の子」を意識した媚びが一切ないもんね。むしろイヤラシい目で見る不埒な野郎どもを一掃する効能があるよ、あの踊りには。

明石家さんまの「恋のから騒ぎ」で有名なWuthering Heights（邦題は「嵐が丘」）はケイトの最も有名な曲ですが、この曲を作ったのは17歳のとき。天才少女の名を世に馳せたころです。

PVはこちら。ニコニコ動画のほうを貼っときます。コメント笑えるから。「くねくね」とか「ふしぎなおどり」とか「病みつきになる」とか「MP吸い取られる」とか。

その他、わたしのお気に入りのケイト動画をYouTubeの再生リストに大まかに分類して入れてありますので、ぜひご利用ください。もちろん《Kate Bush》で検索してもいいけど、何千件も出てきてどれを見たらいいのか迷うと思うので。特にわたしのおすすめは「Dreaming」です。

たぶん、ケイトのファンであるわたしがリアルタイムで彼女の映像を見たことがなかったのは、日本ではほとんどケイトの映像は流れなかったからだと思う。あんまり日本では受けないと判断されたのでしょうか。

まあ、たしかに、日本の80年代はぶりっこアイドルの全盛期。ジャパニーズスイーツ脳にケイトのパフォーマンスは刺激が強すぎる。子供が泣くかもしれない。

そもそもエミリ・ブロンテの『嵐が丘』は、誤解が元で生き別れとなった元恋人ヒースクリフ（こいつが外道なんだけど）に恋い焦がれて狂い死んだキャシーと、そのキャシーの亡霊に取り憑かれやはり狂気の縁に立つヒースクリフが、あの世で添い遂げるまでの壮絶なラブストーリー。原作を読んでいればわかるけど、怖くて当然だったりする。

ケイトにはシャーマン（巫女）的な才能がある。ただのシャーマンだと狂気と紙一重だけど、ケイトがこれだけ人々を熱狂させるのは（本国イギリスでは国民的歌手）、神懸かりで酔っぱらっておしまいじゃなくて、きちんと形あるもの、芸術として完成されたものにして後世に残すことができるからなんですよ。

それにしてもすごいのはイギリスという国。イギリスを代表する女性ミュージシャントがケイト・ブッシュなんですよ。イロモノやキワモノ扱いじゃなく。このこと自体がすごいと思う。天才を天才と認めることのできる土壌があるんだな。

こういうあたりは日本も見習っていいと思う。

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ところで今のケイトは50歳ですね。最新フォトはこちらなのですが…誰かに似ている。

…片山さつき。

目元がそっくりですね。ケイトは顎が小さく唇が厚いので、顔の下半分は似てないけど、顔の上半分はさっちゃんにそっくり。やっぱり特に目が似てる。猫みたいな魔性の目。こんな特徴的な目をした人が、イギリスと日本に同時に存在しているとは（年は一つ違い）。

ケイト・ブッシュ＋桃井はるこ÷２＝片山さつき　でどうでしょう

これなんてさっちゃん本人かと思うほど似てる。どっちがどっち？マジで。

でも体型はまったく似てないけどね。ケイトはいかり肩の逆三角形、さっちゃんはなで肩の洋梨体型って感じで。ケイトは手が長く足が短い（白人なのに意外ですが…）、さっちゃんは手が短く足が長い（日本人なのに意外ですが…）。まったく逆だ。

猫にたとえるなら、さっちゃんがきら、ケイトがくくるぐらい違う【参照：きらとくくるを描き分けてみるテスト】。同じ猫（化け猫？）というところは共通だけど。音楽界の聖母ケイトが実は娘というあたりがミソ。ケイトってたぶん激しくマザコンなんじゃないかと思う。

あと特筆すべきは、医者の娘というところか。医者の子供はエキセントリックな性格になりやすいから。

※ケイト・ブッシュの画像はWebで適当に拾ってきたものです。海外サイトからなんで使用許可を得る方法とかよくわ からないので勝手に。でも別に肖像権の侵害などはしていないと思うので、なにか言われない限りはまあいいかなと。問題あったらメールのほうへお願いしま す。（プロフィールにメールアドレスを載せました）

勝手に借りてきた画像ですが、もうちょっと大きいのをここらへんに載せておきます。これは若いときの。最新フォトはこちらとこちら。やっぱ画像が大きいと目力も違うわー。もう吸い込まれそう。

※片山さつきの画像も片山さつきオフィシャルブログから勝手に拝借してきました。こちらもなにか問題ありましたらお知らせください。