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2012年1月12日 (木)

七草くくる 春の七草について解説

今度はくくるの頭から七草が生えてきたよー。もう、なんでも生やしちゃえ~☆

Nanakusakukuru4

2ちゃんねるのアスキーアートでは、こういうふうに頭に草が生え始めたら「おわり」なんですが、元ネタはなんなんだろう。

でも、くくるちゃんはまだ終わってない!だって、まだ始まってもいないもの!

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というわけで、1月7日の誕生日に七草粥を作りました。素朴な食べ物だけど、前世が山羊だったわたしとしては、こういうものがごちそう。

とにかく野菜というより、葉っぱが大好き。食糧難になったら、そこらへんに生えてる葉っぱを食べて生き延びられそうな気がする。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが、七草です。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。

春の七草は言霊学的に重要な意味があり、人々の意識の底に埋もれてしまった言霊の原理を、暗号の形で後世に伝えているのだそうです。

それについて、イラストを添えてざっと書いておきます。島田正路著『コトタマ学入門』を参考にしながら、独自見解も付け足しています。

【参考リンク】
春の七草 - 「コトタマ学」とは 第二百十六号
日本語の起源・言霊百神 言霊の会 既刊書案内

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Seri せり【芹】 別名:白根草【しろねぐさ】 セリ科

「せり」は「選(せ)る」を示し、人間の選択・実践の英知の働きを示す。すなわち、芹=言霊【

セリの花言葉は「清廉潔白、清貧」。

1月11日の花。石は孔雀石(マラカイト)です。鏡開きの日で、まりの命日。

ちなみに鏡餅にも意味があり、もち=百道で、鏡餅の上の段は言霊五十音、下の段はその運用法五十、計百の原理を表しているそうです。鏡餅全体で言霊百神を意味する。

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Nazunaなずな【薺】 別名:ぺんぺん草 アブラナ科

「なずな」は名(な)の綱(つな)で「なづな」。五十音図が網の目のように縦横に連なっていることを示している。

この説明でなんとなく和久産巣日(枠結び)を連想したのですが、関係あるのかな。和久産巣日の神は、五十音の枠は決まってるんだけど、中身は確定されていない混沌さを持っている状態だという。和久産巣日の子が豊宇気毘売で、天津菅麻音図と関わる。天津菅麻音図も、父韻の並び順が確定されていません。

ナズナの花言葉は「あなたにわたしのすべてを捧げます」。う~ん、すごい花言葉だ。すべてを捧げてぺんぺん草も生えなくなっちゃうわけ?

3月7日の花。石は瑪瑙(めのう、アゲート)です。

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Gogyo ごぎょう【御形】 正式名:母子草【ははこぐさ】 キク科

「ごぎょう」は五行で、万物は木・火・土・金・水の元素からなるという古代中国に端を発する思想であり、言霊学ではアイウエオ五母音のことで、人間の精神宇宙の五つの次元、階層を表す。

偶然にも、母音の母と、母子草の母がかぶってますね。いや、言葉に偶然はないのかも。

ハハコグサの花言葉は「いつも思う、優しい人、永遠の想い、温かい気持ち」。うぶ毛でもけもけした感じが、暖かさや優しさをイメージするからでしょうか。わたしも子供の頃から大好きな雑草のひとつです。

1月8日の花。石は珊瑚(コーラル)。

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Hakobera_2 はこべら/はこべ【繁縷】 別名:ひよこ草 ナデシコ科

「はこべ」は運ぶ、運用・活用の意を表す。言霊五十音の精神要素の運用法、鏡餅の下の段ということでしょうか。

ハコベの花言葉は「ランデブー、密会、愛らしい」。ナデシコ科らしい花言葉だなっと。ひよこ草の別名のように、とても可愛らしい印象があります。小鳥やうさぎがこの草を大好きですよね。でも、人の食用としては、ちょっと土臭いです。

1月30日の花。石は碧玉(ジャスパー)。

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Hotokenoza ほとけのざ【仏の座】 正式名:小鬼田平子【こおにたびらこ】 キク科

言霊五十音の精神要素を選り(=せり)、運用(=はこべ)していった結果、最後にたどりつくのが「仏の座」。人間精神の最高道徳の鏡(八咫鏡)の実体である五十音図「天津太祝詞」音図が完成する。

とのことなんですが、いまいちピンと来ませんよね。そもそもなんで、ホトケノザという植物名が、シソ科のほかの植物についているのか、それこそバラバラのパズルなのでしょうか。

シソ科のホトケノザはまずくてとてもじゃないが食べられないそうです。コオニタビラコはタンポポ亜科なので、タンポポに似たほろ苦い味がするんでしょうね。七草がゆには全部刻んで入れたので、どれがホトケノザかわかりませんでしたw

コオニタビラコはロゼッタ式に葉が広がっていて、本当はもっとたくさん葉を描かないとそれらしくならないんだけど、七草をまとめてくくるの頭の上に載せることを考えると、あんまり葉が多すぎてもごちゃごちゃするので4枚にしました。まあ、面倒臭いからってのが一番の理由なんだけどね。

花言葉は「調和」。人間精神の最高道徳は、やっぱり調和でないといけませんね。

誕生日の花には登場しません。

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Suzuna

すずな【菘】 正式名:蕪【かぶ】 アブラナ科

「すずな」は鈴菜で、鈴とは発声器官、すなわち、人間の口を意味する。鈴=口から発音される言葉の名(菜)、つまりスズナとは言霊のこと。

人の意識の萌芽【ウ】が芽生える前からある音が言霊【ス】。【ス】は何もない宇宙の音。スメラミコトの「ス」。

スメラミコトによる禊祓は【ス】に始まって、一巡して、再び【ス】に戻っていくらしいのです。終わりの【ス】は完了形なので濁って【ズ】になり、最初と最後をつなげて【スズ】(鈴)になる。

だから「鈴」は言霊学ではもっと重要な暗号のひとつらしいです。五十鈴ともいいますよね。これも五十音の言霊のこと。

言霊学の本の春の七草についての説明では、このスズナが一番最初に記述されています。スズナ→スズシロ→ナズナ→ゴギョウ→セリ→ハコベ→ホトケノザという順。順序が通常と異なることに対する説明はありません。そのほうが言霊学の流れとしてスムーズだからかな。でも、なぜ一般的には、セリが一番最初になってるんだろう。

カブの花言葉は「慈愛」、誕生日の花には登場しません。

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Suzushiro すずしろ【蘿蔔】 正式名:大根【だいこん】 アブラナ科

「すずな」が言霊なら、「すずしろ」は言葉が耕される代(しろ)=畑の意味で、五十音言霊音図のこと。

依り代や苗代の代(しろ)は、ある目的のために、他のものに代わって、その条件を整え、機能を果たすものをいう。身代わりってことですよねぇ。なんの代わり?

ダイコンの花言葉は「潔白」。白いからでしょうか。清白(すずしろ)とも書きますね。清々しい白、天津菅麻(あまつすがそ)音図をイメージします。白とは、古語では素という意味で、白という色というよりは、色の脱けた状態や、色のない状態を示す。

大根は聖天様の好物で、大根の神様がおしらさま、言霊学では大根=おおね=おほね=お骨=霊音(ほね)という意味があるということは、前にも書いたかな。

骨といえば、まりの骨!1月11日が命日でした。

大根も誕生日の花には登場しません。

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絵について。

使用ソフトはPainter 11(試用版)、使用ブラシは色鉛筆(リアル色鉛筆)。「迎春」の文字は墨絵。

Painter 11のドライメディアのリアル化は、地味な改善のようで、実際に使ってみると、かゆいところに手が届く、素晴らしい改善であることに気づいた。よりタブレットの動きと密着し、めちゃくちゃ使いやすくなってますよね。

ただ、「リアル色鉛筆」は、あんまり色鉛筆っぽくはないかもね。ほかのリアル系ドライメディア(パステルとかコンテとか鉛筆とか)は本当にとってもリアルだと思うけど、色鉛筆だけはちょっと違う感じ。もっと柔らかい画材の感覚です。

Painterの色鉛筆も、本物の画材の色鉛筆みたいに、どんどん重ね塗りで色を作っていくようにできればいいのになぁ。

Painterの色鉛筆のバリアントは、手法が「重ね塗り」のものと「塗りつぶし」のものと両方ありますが、重ね塗りのほうは色が濃すぎて、2,3ストロークも重ねると真っ黒になっちゃう。不透明度を低くしても、結局は真っ黒になるのは同じ。このあたりをホント改善できればいいのになぁ。モニターで表現できる情報量にはやっぱり限界があるのでしょうか。

ここをうまいことクリアできれば、Corelはさらなる飛躍を遂げることができるに違いないのに!

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