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2012年4月 5日 (木)

水輪の音 【ソ】天の水分と【ロ】天の狭霧

【前回までの記事】
あめのみくりや:五輪塔とコトタマの対応
あめのみくりや:地輪の音 【キ】角杙と【ミ】生杙

次は水輪のセット。続けて読むと、ソロ。独唱、独演のソロとどう関わってくるのかはちょっとわかりませんが、水と霧で、どちらも水に関わる神名です。

Soro

32.【ソ】天の水分の神 【青玉/狐の手袋】

狐の手袋(キツネノテブクロ)、学名は「指」を意味するジギタリス[Digitalis]。名前の通り、大きな袋型の花を鈴なりにつけます。中の模様がちょっとグロテスクで毒々しい。実際に心臓に作用する毒を持っています。その毒が逆に強心剤として使われる場合もある。毒と薬は紙一重。

花言葉は「熱情、不誠実、健康的、熱い胸の思い」。【キ】角杙の神の瑠璃苦菜と同じく、刺激的なイメージの花です。

石は【キ】角杙の神と同じくサファイア。激情を鎮め、誠実を表すサファイアは、ジギタリスの花のイメージとは正反対なのがおもしろいところです。

【ソ】天の水分の神(あめのみくまりのかみ)。水は命を育むものですが、時には濁流となり、多くの命を飲み込んでも行く。そうならないためには、適切に分配し、治水することが必要ですよね。天の水分の神にはそのような働きがあるように思います。サファイアの働きと近いのではないでしょうか。惑星は冥王星に対応させています。

狐の手袋のイラストが地獄の番犬ケルベロスみたいになってしまったんですが、地獄=冥界=冥王星つながりで、けっこういい線行ってるかもね。

おニャン子クラブでは会員番号32番山本スーザン久美子。おニャン子唯一の白人ハーフ。名前がおもしろいという理由だけで加入してしまって、視聴者側からはアイドルとしてはほとんど見られていなかったと思うけど、おニャン子一の人格者で、全員から慕われていたらしい。集団をまとめるのに必要な潤滑油的存在だったのかもね。そういうところは天の水分っぽいですよね。

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42.【ロ】天の狭霧の神 【緑玉髄/釣船草】

釣船草(ツリフネソウ)は学名インパチェンス[Impatience]、意味は「我慢できない」。鳳仙花と同属で、種子が熟すると、鞘の中の種が勢いよくはじけ飛ぶからですね。リビドーの強さを表しているような気がします。

花言葉は「安楽、詩的な愛、心を休める、期待」。インパチェンス属全体の意味「我慢できない」と比べると、ずいぶん穏やかで静的な花言葉です。いつかはじけ飛ぶ時を夢みて眠っているという感じでしょうか。

この花の特徴はなんといっても、釣り鐘状の花の先っぽが、まるで巻き貝のようにくるんと巻いているところ。対応する言霊である【ロ】という音も巻き舌になるという不思議。天の狭霧の神(あめのさぎりのかみ)は、その霧の中で幻想を見せる。惑星は海王星に対応させています。

また、詳細はいずれ別記事で書きますが、天の狭霧の神は、耳の中の「蝸牛」に対応するんです。文字通りかたつむりのような渦巻き状の器官です。この形状が、釣船草にそっくりなのも不思議です。

緑玉髄=クリソプレーズはオーストラリア翡翠とも呼ばれ、その独特のアップルグリーンが特徴の、明るく力強い石。自信と勇気を与え、精神を安定させ、潜在能力の開花、夢の実現に効果があるといわれています。

おニャン子クラブでは会員番号42番斉藤満喜子。うしろ髪ひかれ隊のメンバーでした。後ろ髪を引かれる=未練を残すという意味で、音、石、花、すべての要素を組み立てると、「決してあきらめることのできない夢」というキーワードが浮かんできます。

次回に続く。

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【参考リンク】
  古事記の神名とおニャン子クラブの対応表

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