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2013年1月24日 (木)

血茅の毒と意富斗能地

少し前のニュースなのですが、福島第一原発の汚染水のホースに何十箇所も穴が空いていて、原因がチガヤ(茅)という雑草であることが報道された。

【参考リンク】(YouTube)
【原発】汚染水漏れ原因は雑草 ホースに刺さり穴(12/02/10)

茅はとても繁殖力が強く、その根は、アレロパシーといって、他の植物の生長を阻害する毒素を出す。ライバルに毒を盛って生存競争に打ち勝つ。そのため、世界最強の雑草と呼ばれる。

【参考リンク】
チガヤ - Wikipedia

チガヤのチは「血」のチ。そのため血茅とも書く。一般的に血はワインにたとえられる。茅の血は、自分以外の者を皆殺しにする毒の入った真っ赤なワイン。ロリータ℃の歌にあった『葡萄姫』を思い出しちゃった。

茅はベロニカと同じく6月20日(河合その子の誕生日)の花であり、6月20日の花にはなぜか「血」を連想させるものが多い。石はブラッドストーンだし。ということを以前に書きました。

【関連記事】
あめのみくりや:血の記憶

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古事記と言霊とおニャン子クラブ対応表では12番河合その子は【意富斗能地の神にあたる。父韻のひとつであり、対応する色は青、惑星は冥王星。

「シ」という音は日本語の語感では「死」をイメージするとして縁起が悪いとされる。音の意味合いとしては、中心に向かうスパイラル。ひとつの結論に帰一する音。一神教の音。

【参考リンク】
古事記の神名とおニャン子クラブの対応表

ずっとわたしが気になっているのは、意富斗能地の「おお(おほ)」はなぜ「」じゃなくて「意富」なのかってこと。言霊百神のその他の神々はみんな「おお」は「大」ですよね。特殊な漢字をあてはめるからには、そこには特別な意味があるとしか思えない。

そこで検索して見つけたサイト。

【参考リンク】(外部リンク)
五百と意富もヤハウェ? ~天皇はどこから来たか~

意富=ヤハウェという説もあるみたい。あーなるほど。意富斗能地(言霊【シ】)は一神教的な音であるということなので、それめっちゃあり。

意富斗能地は一神教の音だから、他の神々とは競合するのかな。英語のGodと日本語の八百万の神は別のものだ。自分と競合する相手は殺戮せねばならない。Godにはそうプログラムされている。だからキリスト教の神(ヤハウェ=ヱホバ)は好戦的だ。

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どうして12番だけが極端に、別次元の美しさなのだろうとずっと考えていたのだけど、それはすなわち、「死の美化」なのではないだろうか。

誰だって、愛する者が死んだときは、きれいなお墓を作る。それが最高の敬意であり、死者への手向けだ。

「花の香りがあなたの死を抱いて包んでゆく」

「わたしたちはどこへ生まれ変わるのだろう」

(『ロリータの温度』より)

大人になれないまま死んでゆく少女たちへの手向けのような、この儚くも美しいアルバムは、白倉由美によってプロデュースされ、ロリータ℃(平野綾、他)によって演じられているけど、これは本当は、その子…

いや、園子は天皇の墓、つまり天皇陵。死んだのは、昭和という時代。

【関連記事】
あめのみくりや:その子ちゃんの絵
あめのみくりや:園子と尚子

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この記事には続きがあります。すでに以下の記事を書き終えていますので、あと3日に分けて掲載します。

【つづきのもくじ】
あめのみくりや:昭和の墓標とウロボロス
あめのみくりや:伊園若女と河合その子
あめのみくりや:魔物語と聖家族

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