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2013年5月22日 (水)

Love Replicaと無言激

次に進む前に、XやHIDEについて、昔のことをもう少し書こうと思います。なにしろわたしの時はそのときから止まっていて、最近になってやっと再び動きだしたのだから。もう少し整理したいと思います。

Xの音楽は大好きだけど、メンバーのビジュアルについてはあまり興味がなく、テレビもあまり見ないので、ジャケ写以外ほとんど知識のなかったわたしの中で、HIDEのイメージってずっとこれだった。X JAPANの3rdアルバム『Jealousy』の歌詞カードの中の写真です。

Img_1784

もちろん赤い長髪のイメージも強かったんですが、彼の内面的なイメージはこんな感じだったんだと思う。わたしはずっとそう思っていたってことです。

この、まるでビニール袋をかぶって窒息プレイをしているかのような写真。彼の自殺報道を聞いたときも、脳裏を横切ったのはこの写真でした。心のどこかで「やっぱり…」という思いがあった。

わたしの中ではこの写真と、『Jealousy』収録のHIDEのインストゥルメンタル『Love Replica』が常にセットだった。どこかヨーロピアンで退廃的な香りの漂う傑作です。PVは最近初めて見ました。

この曲はHIDEらしいかHIDEらしくないかは、聴く人にとっては大きく意見が分かれるようです。わたしにとってはもちろん「非常にHIDEらしい」という感想です。むしろこの曲こそがHIDEの魂そのものでしょうという。

「ナルシシズムの中で窒息して死んでしまった謎の人」というのが、つい1ヶ月前までの、わたしのHIDEに対する認識のすべてでした。

だから、死後15年たってはじめてhideとしてのソロを聴いて、まったくイメージを覆されてびっくりしてしまいました。本当にいい意味で衝撃でした。

でも、『Jealousy』と同時進行で作られたHIDEの写真集『無言激』は、『Love Replica』と通ずるものがありますね。

ソロアルバムもよく聴き込んでみると、その原点が『無言激』にあることがわかる。『DICE』や『TELL ME』の歌詞の原型の詩も載ってたりします。

とゆーことはやっぱり、HIDEの原点は『Love Replica』にあるといっても差し支えないのではないだろうか。

やはり『Jealousy』収録のHIDEの曲『MISCAST』に、「無言劇だと知らずに喋り出すのは道化師の性か」って歌詞もあったね。これは誰のこと?自分のこと?

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