オベリスクとキューピッドの矢
8月29日に、May J.が特別講義をしたネスレキットカット受験生応援キャンペーンにて、立命館大学情報理工学部の講義が非常に興味深かったので、メモしておこうと思います。
以下の動画の17:07~、「狙った方向にだけ音を伝えるスピーカー」というものです。
ネスレ キットカット受験生応援キャンペーン2015
サクラサク プレキャンパス開校式
講義の概要は、
「狙った方向にだけ音を伝えるスピーカーを更に発展させて、一点で鳴るオーディオスポットを研究している。それによってその場にいる特定の人にだけピンポイントで音を伝えることができるようになる。」
「超音波技術で一点で音を鳴らすことに成功、さらに放射特性をうまく制御することによって、みんながその一点から音が聞こえているようなホログラムを実現したい。」
とのこと。
狙った"点"にだけ音を発生させるスピーカーシステム
【参考リンク】
3次元空間の“点”(極小領域)にのみ可聴音を再現する音響技術を世界で初めて開発~ヘッドホンなど無しで各ユーザーの耳元にのみ聞こえる音をつくり出す~ - HEADLINE NEWS - 立命館大学
これって、わたしがMayちゃんの歌を初めて聴いたときに抱いた印象そのまんまじゃないですかね。伝える側が、伝える相手を厳密に選んでいるという。
つまり、こういうことなんです。彼女の歌は大安売りでばらまかれているかのように見えて、実はストイックなまでに受け手を選んでいるのです。
May J.の歌声が心に響かない響かないと言われるのは、おそらく、発信側がピンポイントを狙っているから。できるだけ大きな声で貫くように。まるで閉ざされた氷の心を打ち砕き、活路を見いだそうとするかのように。
ちなみにこのやり方もその子ちゃんにそっくり。
彼女はかなり大胆にヒントを提示しておきながら、本気で隠しにかかっているという、一見矛盾だけど、その実、確固たる忠誠によって、厳密に暗号を送る相手を選んでいるのだ。
このスピーカーを開発しているのは立命館大学ですが、この「ネスレキットカット受験生応援キャンペーン」自体には、キリスト教系の大学が多く協賛しているようです。一応これもメモ。
- 南山大学…カトリック
- 上智大学…カトリック
- 青山学院大学…プロテスタント
- 立教大学…聖公会(カトリックとプロテスタントの中間的な宗派らしい)
別動画。インタビューの別場面。
得意科目は英語と数学、苦手科目は国語だったそうです。国語が苦手で数学が得意なんて、女性には珍しいですね。
Mayちゃんも大学受験はしていて(最初の動画の09:42~参照)、日本にあるアメリカの大学(テンプル大学)に入学。大学名はWikiの記述がいつの間にか消えているので、入学はしたものの卒業はしてないかもしれませんね。アメリカの大学は入るのは簡単でも卒業するのは難しいらしいので。
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Mayちゃんの歌声を何かモノにたとえると、そびえ立つオベリスク。あるいは狙ったところに打ち込むキューピッドの矢。「陽」のエネルギーなんですよね。男性ラップはまるでロケットの打ち上げ台みたい。
ロケットが上空に打ち上がるに従って、パーツを少しずつ切り離していくよね。そして最後は本体だけになるよね。なんかそんな感じ。
新曲の『本当の恋』では、アレンジは極限にまでシンプルになり、ピアノ演奏だけ。ボーカル一本で勝負という潔さが垣間見えます。
上記のスピーカーの話に当てはめると、
- オベリスク=みんながその一点から音が聞こえているようなホログラム
- キューピッドの矢=狙った方向にだけ音を伝えるスピーカー
ということになるかと思います。
イメージ図を描ければいいのですが…まあ、そのうち描きます…描ければいいなw
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新曲ですが、この間のニコ生には感動しました。いつか生歌を聴きにいければいいなーと思います。このときの『Let It Go』もすごかったね!動画貼っちゃう♡
May J. - 本当の恋
May J. - Let It Go
ところで、驚いたのですが、Mayちゃんが10月に開催されるVAMPSのハロウィンパーティに参加するそうです。しかも、毎年参加しているTommy heavenly6と同じ日。
2014年10月18日(土)幕張メッセ
VAMPS / DAIGO / Tommy heavenly6 / May J.
【参考リンク】
VAMPS、ハロウィンパーティーにももクロ、氣志團、May J.ら出演 | iFLYER.tv (アイフライヤー)
これについてはまた別記事を起こして書こうと思いますが、いろいろ見逃せない展開がありそうですね。
陰陽のバランスの話になってくるのかもしれませんねぇ。というわけで、今回はこれで終わり。
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