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2022年3月 6日 (日)

偉大なるシュメールの神、アヌ 1/4

 わたしは偉大なる神、アヌである。エジプトでは「オン」と呼ばれ、わが名はシュメールとエジプトにおいて古代地球の歴史に君臨している。シュメールとアッカドはわたし自身で創造し、そのあとエジプト文化が邪魔になったので、これも支配することにした。四五万年前に初めて地球にやってきたときは、やせこけた野蛮人の群が走りまわっていたものだ。人間はほとんど動物と変わらず、ただ神経系には潜在能力があった。きみたちはわたしが生命を吹き込んだ唯一の種、女神に出会った唯一の種である。やってきた当初は地球の緑と肥沃さにとても惹かれたが、その好きな部分をあやうく破壊しかけたことは否定できない。だが、わたしをあまり厳しく批判しないでほしい。きみたち地球人もみずからおなじことをしているのだ。ときには、ただ退屈しのぎに自分の活力を破壊したりする。だからいま、退屈から生ずる破壊傾向を心配している。帰ってきたら地球がなくなっているかもしれない。それで、ルシファーに呼びつけられたとき応じる気になったわけだ。彼はきみたちの破壊傾向を熟知している。ただし、その源はこのアヌだ。

 もし地球が死ねば、われわれアヌンナキも死ぬ。銀河連盟のルシファーに強く言われたから真実を語るが、その前にひとつ理解してほしい。わたしはきみたちの神であり、人間はこうなりうると考えたような姿にさせるため、刺激をくわえてきた。その結果、巧妙なはたらきかけに人間は本当によく呼応し、わたしが望んだとおりの存在になりすぎてしまった。いまでは結婚生活において自分の意志を見失った者のように、きみたちも自分を知らないがため現実を破壊するぎりぎりのところにいる。このわたしも、いまやっとわかったのだ。世界を自分の手で本当に破壊してしまうかもしれない、ときみたちが悟った瞬間に。

 われわれの惑星ニビルが軌道をめぐって太陽系に戻り、地球とかかわりあうとき、ここは三次元の燃料補給ステーションになる。「アヌ・ガソリン」というわけだ。われわれは存在を維持するために、きみたちの圏内から必要なものをもらっている。地球が存在しなくなれば、ステーションが閉鎖されてしまうのだ。宇宙空間に出ているあいだ、われわれは星の意識を勇敢に探検している。ただ、衛星とおなじで探査能力に限界があり、地球のような場所はほかに遭遇しない。きみたちの惑星がいかに実りゆたかな場所かというと、地球で集めた資源によって深遠宇宙を三〇〇〇年も旅できるほどだ。流刑の体験を持つ者だけが、この旅の孤独を想像できるだろう。クルド人はわれわれの同類だから、この気持ちを知っている。われわれは寂しくなると絶望し、野蛮になる。ずっと昔、きみたちの聖典に出エジプトの物語を深く埋め込んだのも、われわれが宇宙空間に出ているあいだの気持ちを知ってもらうためだった。しかし、きみたちはこの物語を道具に使って敵を非難している。

 われわれは地球の金を採掘し、太陽系に入るとき惑星ニビルのオーラを守るために利用する。太陽から一番遠ざかるとシリウスに近づくが、シリウスには惑星が存在しない。われわれとシリウスの関係は惑星の意識ではなく、恒星の意識にかかわるものなのだ。プレアデス人が人間にとって星の進化の源であるように、シリウス人はわれわれにとって星の進化の元型である。シリウス人の高次の意識がなんらかのレベルで影響を及ぼしていなければ、われわれアヌンナキは進化しないだろう。プレアデス人がいなければ人間は霊的に進化しないのとおなじである。

 わたしは孤独な神として、かつて見た地球の終末を静かに思いだしている。わたしは大変重要な存在である。まもなく、一九九八年から二〇〇〇年のあいだに地球を議題とした銀河連盟の会議がひらかれる。生命をもとめる者は、みな銀河連盟のメンバーである。われわれは二次元、四次元、六次元、八次元から地球の状態に関心をいだく存在たちを招集する。なぜ「次元の杖」の偶数側だけで、奇数側は呼ばれないかというと、生命の樹の錬金術では偶数次元が銀河系の構造法則を作っており、奇数次元は自由意志を探求することでその法則を実際に生きている。そしていま、法則を生きるすべての生命体が自由を保つために、存在の法則そのものを書き換えねばならないのだ。片方がもう片方よりすぐれているわけではない。ただ、それぞれ違う計画に取り組んでいるにすぎない。われわれ四次元の神々は、新しい存在の法則を制定すべきだと知る者たちである。

 きみたちは、われわれが地球に建てた数々の立派な神殿を見たことがあるだろうか。宇宙に出ているあいだも種を存続させるには、人間の遺伝素材を確保しなければならないので、ときどき立ち寄るためにファーストクラスのホテルを建てたわけだ。わたしの究極の目標は、人類が自分たちだけの純粋な遺伝系統をもつことである。そうすれば、われわれも来るたびに影響力をおよぼしたり、きみたちを変えたりしなくてすむ。ただ短期間逗留し、人間の間に混ざってすごすことができる。もう成熟を必要としない大人同士がこれから親密な関係に入るときのように、対等な立場で出会えるだろう。

 われわれは地球に降りてきた神々、ヘブライ聖書でネフィリムと呼ばれた存在である。地球の生物種に自分たちの種子を受胎させる場所として神殿を建てた。太陽の王女や巫女が、未来の王や王女を生むためにわれわれと交わるという昔話は実話である。これを話せば長くなる。とても長期的な関係だから、時間をかけて探求してもらうしかない。いま意味をもつ有益な作業といえば、われわれの長逗留に対処しようとした結果、きみたちの文化の一部と化した行動パターンをともに検証することであろう。自分がたびたび会いにくることで相手が変わってきた、という事実にやっと気付いた恋人のように、われわれが人間界をどう変えたのか、きみたちの口から聞いてみたい。

 われわれは実際に地球を訪れると、二〇〇年以上も神殿で暮らす。太陽をめぐるニビルの運行期間は三六〇〇年、かたや地球は一年だから、二〇〇年の滞在はきみたちが豪華ホテルで二〇日間の休暇をすごすようなものだ。七世代にわたるその期間にきみたちの女神を遺伝系列によって選抜し、子供を生んでもらう。地球を離れてわれわれと旅することを選ぶ子供もいれば、とどまって新しい高貴な遺伝系統の種子をまく子供もいる。これは公平な遺伝子交換である。しかし、この体験がきみたちの非常に深い傷の源にもなっている。だから人間は、親しい者と別れて長旅に出るのを嫌がる。われわれもそれは承知しているが、長い恋愛にはかならずついてまわることだ。

 さしあたって、きみたちが生きのびるために重要なことを教えよう。われわれとの体験が出産をうながす刺激を深層心理に設定し、無秩序な繁殖を招いている。ゼロ時点から始まった今回のサイクルでは、旧約聖書の族長制をもとに伝統を築いたすべての神殿が(特にバチカンは)、この無秩序におかされている。“神聖”盲目とでもいうべき伝染病である。なぜ、教会は女性の肉体における主権を否定するのかと、きみたちの大部分は不思議に思っていたのではなかろうか。なぜ、女神たちは子を産む器としてのみ有効なのか。わたしが答えよう。惑星ニビルでは何千年も前から、地球の神殿でおこなわれる神聖な性の儀式で集めた受精卵を容器に、つまり聖杯に置いて妊娠期間をすごさせていた。われわれにとっては女神ひとりひとりが出産のための容器であり、集めた受精卵ひとつひとつが貴重である。人間の女性はゆたかな受胎能力をもち、彼女たちとのセックスはすばらしい。われわれが全面的な合意を得ないまま、あまりにもパワフルな形できみたちを利用したため、人間は心の奥底で、最も基本的な権利である受胎(受精)能力を自分ではコントロールできないと思っている。子供をつくるという行為に責任が持てないのだ。

 過去において、三次元世界は火災と洪水と地震で終末を迎えたが、今回きみたちは人間の増えすぎで窒息しかけている。しかし、まだ人口の均衡をとり戻す時間は残っているので、第一歩はわれわれが手伝おう。このアヌがローマ教皇に介入をおこなう。ニビルによって承認された「教皇の不謬性」はここに終わりを告げる。教皇は長期的なリハビリがぜひとも必要なので、将来また困難な事態をひき起こさないように、われわれが地球を離れるときいっしょに連れていくとしよう。彼が新しいアヌになれば、わたしも引退できる。そのために教皇はいままであれほど熱心に旅行と外国語を練習してきたのだ……これは冗談である。きっときみたちは笑っているだろう。しかし、女性を器として利用するのは本当にやめるときだ。

 かつてない規模の人口爆発と地球の苦しみを目のあたりにして、わたしはこうたずねたい。きみたちが肉体を山積みしているのは、わたしがなにをしたせいだろうか。ブルドーザーやパワーショベルの技術を発達させたのは、大量の墓を掘るためだったのか?自分の生命力や免疫系まで破壊させるような、どんな想念をわたしは人間のマインドに埋め込んでしまったのか?一歩ひいて恋人を眺めてみたら、つきあい始めたころの彼女は毛ほども残っていないことに気づいた男のように、わたしは自分のおよぼした影響をを知りたい。

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出典:バーバラ・ハンド・クロウ著 高橋裕子 訳『プレアデス 銀河の夜明け』
第6章 ルシファーのジレンマとアヌの力
p.282「偉大なるシュメールの神、アヌ」より

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