カテゴリー「Kate Bush」の45件の記事

2014年7月24日 (木)

Melt the frozen heart!

YouTubeでMay J.の動画を見まくっていて、一番気に入ったのがこれ。アメリカ国歌独唱。右はついでに君が代独唱。

【左:2012 03 29 メジャ―リ―グ開幕戦 米国歌独唱 May J.】

まさに、どストライク。心臓を撃ち抜かれました。悲鳴のような歌声が心臓に突き刺さり、胸がズキズキドキドキ痛んで涙が出てきた。

絵的に言えば、日本国籍のイラン人がアメリカ国歌を歌うというシュールな図だと思うのですが、May J.には国家や民族意識など意味をなさない。

【右:2012.03.26 巨人vsマリナーズ 君が代独唱 May J.】

別の日に君が代も歌ったようなのですが、こっちはちょっと、お世辞にも上手いとは言いかねましたwやっぱりMayちゃんは英語のほうが得意だね。

そしてこれ。

2014/06/22 May J.が母の故郷イランに初めての里帰り 3/4

モスクでレリゴーを歌う許可が下りたことにまずびっくりしたんだけど 、イランという国は、かつてアメリカの傀儡国家だった歴史もあり、案外西洋文化というものに緩いかもしれませんね。

まあ、今現在は建前上は厳格なイスラム国家なのですが…、でも本当にそうなら、絶対に許可されないと思うの。だってディズニー映画の主題歌だよ?モスクでアメリカ国歌歌うに等しくない?ないか?w

ところで、May J.は以前にも、ディズニーの曲をカバーしたことがあります。それがこれ。リトルマーメイドの『Part Of Your World』、R&Bテイストのカバーです。

これももうすご~~~~~~~~くお気に入りで、何度も繰り返して聴いています。

Part of Your World - May J.

Mayちゃんはけっこう曲によって声が違うというか、まるで九官鳥のように原曲の声を真似してみたり、本当に不思議な声帯をしています。

そういえばその子ちゃんも「七色の声」なんて言われていましたね。歌によって声色を使い分ける人でした。

余談ですが、その子ちゃんもとにかくライブの人だった。CDよりライブのほうが上手いぐらいだった(歌詞さえ忘れなければw)。

歌唱力はまあアイドルにしては上手い程度で比較にはなりませんが、声質は伸びやかで煌びやかで透明感があり、ハイトーンなのにキンキンうるさくもなく、意外と低音も頑張ってたり(ちょっと不安定になりがちでしたが)、とにかく魅力的な声をしていた。

声に「泣き」の要素が強いところがMayちゃんとその子ちゃんの共通点かもね。すごく心を取り込まれる歌声です。さらにさかのぼると、ケイト・ブッシュが元祖「泣き女」かもしれません。まるでバンシーの泣き声や、人心を惑わせる人魚の歌。

May J.の声はそこまで甲高くはありませんが、中高生のときならともかく、大人となった今のわたしの耳には、あんまり高音よりも、中低音のほうが心地よいのですよね。

で、このリトルマーメイドのカバー曲なのですが、May J.が歌っている歌の中で、わたしはこの声が一番好きです。(まだ全部CD届いてないので今のところは)

まるで海の中で歌っているようなゴボゴボしたエフェクトが一部かかっていますが、それは無関係に、この声がもうエンドレスリピートしていたいぐらい好き。

なので、ぜひまたこの声で歌ってほしいなという希望を書いてみたりなんかしたりして。

そしてこれ。なんかすごいものを見つけてしまった。なんという才能だろう

May J. デビュー前 16歳 Pre-debut May J. sings "Beyonce" at 16 years old

デビュー前のMay J.には野生の、熱い血がたぎるような、生々しいエネルギーを感じる。まるでその子ちゃんと同じ誕生日の石であるブラッドストーンのように!

こちらがソニー時代、18歳頃の映像。めちゃくちゃ格好いい。メジャーレーベルでこれだけのものを作っておいて無名だったなんて信じられない。本当に売る気があったのかw

DO tha' DO tha' (2007)  - May J.

まず、最初に感じたことを書きます。

楽曲やビデオクリップのクオリティとしては文句なしに素晴らしい出来なのですが、デビュー前と比べると、すでに根っこの部分が空洞化しているような…?まるで型に嵌めるように整えられて小綺麗になっているのですが、その分パワーは減っている。

まるでショーウィンドウに並べておくための非売品のサンプルみたい。

その子ちゃんもそうでした。子供の手の届かないところに置いてある、ガラスケースの中に入った綺麗なお人形みたいだった。

それにしても、彼女の歌の日本語歌詞と英語歌詞でこうも聞こえ方が違うのは、母方の血が日本語によって封じられているのかもしれない。日本語には母音を封じ込める作用があるから。

しかし、エネルギーの法則的に、消費もされていないものがなくなることはないんですよ。ほとんど売れてない=消費されていないってことだから、どっかにまだ残ってるはず。

このあたり、どうもソニーが関わってるんじゃないかと思われるので、ちょっと調べてみようと思います。それはまた次回以降の記事に持ち越し。

この記事を書いている時点ではまだオリジナルアルバムは聴いていません。一応ひととおりそろえてみたので、今、到着順に聴きまくってます。

またなんかわかってきたら書こうと思います。あと、例によって、ダイモンや法則的なことなんかも追々。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

その後、順次CDをを聴いているのですが、わかってきたことは、これは未来のために降ろされていた情報だったということ。だから発売時点であまり多くは売ることができなかった。といっても建前上は売らないわけにもいかないので、頑張ったけど売れませんでした、という体裁作りをした。「売れていなかった実績」を作った。

すべては、しかるべき時期、しかるべき相手に確実に送り届けるために。そのときが来るまで凍結されていた。それが今、解凍を始めている。

あと、彼女の日本語歌詞に関しても、だんだん自分の中ですり合わせができてきて、ダイレクトに届くようになってきました。

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2014年7月19日 (土)

雪のための50の言葉

そういえばケイト・ブッシュの最新アルバムも雪だったなと思い出して、またちょっと追加の記事を。

50 words for snow』、国内盤では『雪のための50の言葉』(2011)
動画は公式ではなく、ファンが作ったものだと思います。

Kate Bush - 50 Words For Snow

とにかく地味~なアルバムです。前作の『エアリアル』でも散々地味と昔からのファンからは叩かれていましたが、それを上回る地味さw

わたしは『エアリアル』は大好きなので別に地味とかつまらないとか思わないけど、『雪のための~』はさすがのわたしでも、これはちょっと地味すぎないかと思った。まるで永遠に終わらない雪と冬の時代のようで、聴いていると気が滅入ってきます。

でも、雨の日とかにはよく似合うの。だから鬱々とした雨の日には時々聴きます。基本的にピアノだからでしょうかね。サティもそうだけど、ピアノは雨の日によく似合うね。

一番お気に入りは2曲目の『Lake Tahoe』、凍り付いた湖の底に沈んでいる女主人が、自分の飼い犬「スノーフレーク」(意味は「雪の結晶」)の名を呼び続けている歌…だったっけ?曲から、なんかそんなイメージがわたしはしました。あんまり歌詞ちゃんと読まない派なのでw

ほら、ケイトってイギリス人だからさ。イギリスのコントラストの低い陰鬱な気候に培われる性質ってのがあると思う。だって気候とかそう簡単に変わらないし、ずーっとずーっと昔からイギリスはそうなんだよ。国自体、老いているのもあると思う。

でも、日本も同じ島国だし、どっか共通する部分はあるよね。日本の場合は逆に大人になれない幼稚地獄だけどw

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ついでに、『Aerial』(2005)のフルアルバムもUPしておきます。左がDisc1の『A Sea of Honey』、右がDisc2の『A Sky of Honey』。以前はDisc1が好きだったけど、今は断然Disc2が好きですね。

今は時代が変わって、買わなくても全視聴できるようになっちゃいましたね。でも、音質面とか考えるとやっぱCDやハイレゾ音源買ったほうが。

Kate Bush - Aerial: A Sea Of Honey
Kate Bush - Aerial: A Sky Of Honey

【エアリアル関連記事】
あめのみくりや:空と海のシンメトリー
あめのみくりや:Aerialは心の洗濯機
あめのみくりや:魔物語第二章 琥珀と日々草の歌
あめのみくりや:ゴールデンライト ~金色の光~

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

次回からは本当にMay J.の続きをやります。

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2014年7月18日 (金)

雪の隠者と太陽の隠者

May J.についての記事を連載中ですが、今日はちょっと自分自身のことについて書きます。というか、Twitterに書き散らしたことをまとめます。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

わたしのモットーは「人生の傍観者であれ」 まあ、好きでそうなったわけじゃないけどな。誰だってこんな役目は貧乏くじだと思うでしょう?

たったひとりで、自分が決して交わることのできない世界の、その外側からいつも観察しているの。だってそれしかやることがないから。

時々落ちてくる物を拾うぐらいかな。なんだろう自分、ゴミ捨て場みたいな場所にでもいるんかな(;^ω^)

視線は意志でありエネルギー。見ているだけじゃ世界は変わらないという。でも、それならどうして、人は視線を集めたがるの。

少し悲しいような、少し怒ってるような、それでも澄んだ大きな目が、いつもわたしの心の中にあって、その目と一緒にわたしはいつも世界を見ている。

その目はなんとなくその子ちゃんの目に似ている。

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ところで、もうずいぶん前のことになるのですが、誕生日の花の組み替えをしてあります。全体としては変わってないのですが(これはよっぽどのことがない限り変更はありません)、メインとサブ()の組み替えをしました。

【誕生日の石と花(日付順/石順/All)】
有名人の13惑星分類表/誕生日順/名前順

 誕生日の花メインとサブの説明:
誕生日の花として、より伝統的、一般的だと思われるものを本やネットを参考に5パターン採用し、さらにその中からよりふさわしいと思う配列に、1日1つの花を366日重複しないように選んだものがメインの花、それ以外の4つの花をサブの花としている。

誕生日の花は常に最良になるように調整しています。組み替えのルールがあるので、そう簡単ではありませんが、一応、でたらめにやっているつもりはないです。

で、それによって、誕生日の花が変更になっている人がいます。

実はわたしの誕生日である1月7日もそうです。以前は白いチューリップだったのが、スノードロップ(待雪草)になりました。もちろん白いチューリップもサブとして控えています。

上運天尚子【/】【紫水晶/待雪草】【白い宇宙の魔法使い】【山猫

【関連記事】
あめのみくりや:白いチューリップの詩
あめのみくりや:命日と誕生日について覚え書き

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

それをふまえて、snow スノードロップ snow の話を少し。

Galanthus_nivalis_2ちょうど最近は『アナ雪』がマイブームで、雪の女王関連のついでとして、わたしの誕生日の花であるスノードロップの話もちょっと書いてみようと思います。

スノードロップは昔からわたしの大好きな花です。あのひっそりと下を向いた奥ゆかしい雰囲気といい、純白で清純な感じといい、花びらが3枚の不思議な形状といい。
(※ 画像の出典:スノードロップ- Wikipedia

花びらは本当は外側3枚+内側3枚の計6枚だと思うのですが、外側の3枚だけ目立っているので3枚に見えます。

W031230b033この3という数字もわたしが一番好きな数字です。三角っていいですよね。色と音と数の法則も、雪の結晶も、上下の三角を組み合わせた六芒星が基盤になっています。
(※ 画像の出典:SnowCrystals.com

スノードロップはヨーロッパ原産の花で、キリスト教との関わりが深く、多くの神話や伝説があります。その中でも特に有名なのは、聖書の失楽園のくだり。

智慧の実をこっそり食べてしまって神の怒りを買い、楽園を追放されたアダムとイヴが、永遠に終わらないとも思われるような深い雪と冬の時代に嘆き悲しんでいたとき、ある天使が、雪をスノードロップの花に変えて彼らを慰めたという話。

そのことから、花言葉は「希望、慰め、恋の最初のまなざし、まさかのときの友」となっています。日本語のことわざに言い替えれば「地獄に仏」という感じでしょうか。

スノードロップは直訳すると「雪の雫」。ヨーロッパでは春の訪れを告げる花。雪を溶かすようなイメージですね。

しかし、和名では待雪草[まつゆきそう]といい、雪を待つ花という逆の意味になっています。雪を割って咲く花という意味で、雪割草[ゆきわりそう]という別の花がすでにあるからでしょうか。

また、スノードロップはその純白の外観から死に装束を連想させるとして、不吉な花と言われることもあるそうです。特にこの花を人に贈ると「あなたの死を望みます」という意味になり、注意が必要だとか。

あなたの死を望みます…なんちゅう恐ろしい花言葉だ。ほかにある?こんなの。いくら自分の大好きな花だからといって、人への贈り物にすることは避けたほうがよさそうですね((((;゚Д゚)))))))

そこらへんがもしかしたら関わってるのかもしれないんだけど、わたしは昔から人と深く関わり合うことが怖くて。なぜかというと、自分が無意識の干渉で人を傷つけてしまうような気がして怖いからです。

そのように思うようになるには、それなりの理由があるのですが、まあそれはいいか。

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他に、以前にブログで取り上げた人物の中で誕生日の花が変更になっているのは、ケイト・ブッシュです。以前はニチニチソウ(日々草)だったのが、菩提樹になりました。

菩提樹の花言葉は「夫婦愛、熱愛、結婚、結ばれる」なんだかとてもおめでたそうです。菩提樹は仏教と関わりが深く、仏陀が菩提樹の木の根元で悟りを開いたといわれています。

ケイト・ブッシュ【/】【琥珀/菩提樹】【赤い太陽の空歩く者】【

【関連記事】
あめのみくりや:魔物語第二章 琥珀と日々草の歌

んっ…?魔物語第二章?いよいよ始まるのでしょうか???

そういえばケイトも復活の兆しでしたね。

【参考リンク】
【1979年以来35年ぶり!】ケイト・ブッシュ、ロンドンでフル・ライブ!! | Qetic - 時代に口髭を生やすウェブマガジン “けてぃっく”

ただでさえライブは苦手なケイト、何十年も引き籠もっていて今更歌えるのだろうか?それにすっかり太っちゃってたけど、ダイエットはしたのだろうか?なんかいろいろ心配ですw

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2014年3月28日 (金)

白という色

さて、ビョークについての続きです。

香りに続いて、今度は色についてなんですが、わたしはビョークを見ていると、どうしても のイメージが浮かんできてしまいます。

ヴェスパタイン・ライブの衣装の色や、『All Is Full of Love』や『COCOON』のPVや、アイスランドの氷のイメージからというのもあるかもしれませんが、衣装はどちらかというと原色の派手派手系が多いにもかかわらず、それらはスルーして、なぜか白なんだな。

そういえば、前回の記事で、ビョークの香りは白檀と言いましたが、白檀にも「白」という字が入ってますね。

Björk - All Is Full of Love

ビョークは本人の才能もすごいのですが、才能のある人を集める才能もすごいのです。これ以外と希有な才能なのですよ。

だって、才能ある人ほど、プライドだって高いでしょう。技術や才能のある人ほど、人の助けを借りずになんでもひとりでやろうとします。でも、ビョークはそこが違う。いとも簡単に多くの人の協力を得て、壮大な合作を作ってしまいます。

これが白という色ならではなのではないかなぁ。多くの才能あるアーティストが、ビョークという真っ白なキャンバスに思い思いの色を描く。もちろん、ビョークはそれを、ほかの誰も到達し得ない、独自の世界観としてきっちり自分のものにする。

ビョークを手がける、彼女と一緒に仕事をして、彼女に捧げる。それ自体がまるで自分自身の喜びであるかのように、彼女にはあらゆる分野の才能溢れる協力者が絶えません。

それだからこそ、彼女はいくつになってもどこか幼さを残していて、いつまでも枯渇しないのだろうと思われます。むしろ、初期より後期になるほど進化しているという珍しいケース。

白という色の持つ無垢とかイノセンス、まさにビョークそのものではないですか?商業主義に走らない潔癖さも白という感じ。 (商業主義に走らないのにこんだけメジャーなのもすごいけど)

Björk - Innocence (音量注意

ところで、ビョークの声って独特ですよね。わたしは彼女の歌声を聞いていると、幼女と老女の二つの相が浮かんできます。なぜかその中間の大人の女はいなくて、なのです。この二つはね、実は魔女の条件なのですよ。

魔女といえば黒を普通は思い浮かべますが、ビョークは白なので白魔術なのかもしれませんw

ちなみに、わたしの中では、ケイト・ブッシュ西の魔女で色は赤、ビョーク北の魔女で色は白、川久保玲東の魔女で色は黒というイメージです。

南の魔女もどこかにいるのでしょうか?まだわかりませんw

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

次の記事からは、恒例の、誕生日の石と花、銀河の署名、ダイモンについてやっていきます。

テントウムシという非常に珍しいダイモンが出ましたねぇ…!

ビョーク【/】【橄欖石/銀杏】【白い宇宙の風】【天道虫

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2014年3月 2日 (日)

ビョークは白檀の香り

最近また音楽の趣味がちょっと変わってきて、今一番よく聴いてるのがビョークBjörk)です。

以前、ビョークについて、中途半端に言及してそれっきりになってたのですが、ちょうどいい機会なので、ちゃんと書こうと思います。

【関連記事】
あめのみくりや:ブラックサン・日食を纏う女

ビョークの音楽を初めて聴いたときの印象は、メロディがなくて、リズムだけで構成されているような単調な印象だったのと、それでいて聴いていると底なしの鬱に落ちていくような気がして、昔はどちらかというと苦手()だった。

 わたしは基本的に陰鬱系の曲は好きなのですが、ビョークの場合は、例えばブリグリみたいにファッション的にプチ鬱を楽しむという感じじゃなくて、マジでシャレにならんところまで引き込まれていきそうだから。同居人などは呪われそうだから聴きたくないとまで言います(;^ω^)

しかし、一度その魅力と類い希なる才能に気がつくと病みつきになる。ビョークの音楽は、楽曲というものはメロディ主導という常識を覆す。その覆され方というのが、なんとも心地よいのだよね。

ああそうそう、この感じは、hideのソロ曲と出会ったときにも似ている。というか、hideの存在によって、まるでセントラルドグマを覆されるように、見事にそれまでの自分の中の常識がひっくり返ってしまって、それが新しい土台となって、以前は共鳴しなかったビョークの曲が、未熟なわたしの耳にもよく聞こえるようになってきたのだと思う。

【関連記事】
あめのみくりや:hideのこと プロローグ

でも、メロディがないような気がするってのは、完全にわたしの誤解であって、ないわけじゃなくて、従来の慣れ親しんだ感じとは違うってだけなんですよね。だからすんなり入ってこなかった。つまり、キャッチーでないというだけ。

例えば現代音楽(無調音楽)と比べればちゃんとリズムもメロディもありますよね。その中間的な感じですね。

通常なら、音楽と共鳴するときって、頭らりぱっぱになって、やたら多弁になって、すごくいろんな言葉や文章がどばーっと脳内に流れてくるのですが、ビョークの場合、今までと違って、あんまり言葉は出てこない。頭は常にクールダウン。ぐわーって上がらない。

自分の反応が従来と違う。しかし、これはこれでありなんじゃないかと思うようになりました。たまには自分自身の常識も覆してみるべき。

感覚でいうなら、冬場のサンダルウッド白檀)の精油のように、心の中に滴る粘度の高い重い涙。粘性が高いので、なかなかその一滴が落ちてこないんですよ。

白檀の香りはボトムノートで、最初の香り立ちは弱い。つまり、キャッチーではない。掴みが弱い。だけど、特に和の香りのブレンドには必須ともいえるぐらいの重要な香りで、常に香り全体の底支えをしていて、主張の激しいトップノートやミドルノートが揮発してしまったあとも、いつまでも深い香りを漂わせる。持続性に優れる。

そう、ビョークの音楽は、まるで白檀の香りのようだ。

逆に、わかりやすいキャッチーな曲というのは、トップノートやミドルノートなのだろう。そして、それらは揮発しやすいというのが運命だし、リズムと比べてメロディというものは枯渇しやすいという運命も持っている。

だから、作曲家がいつまでもヒットする曲を書き続けるのは難しいし、たとえ一発当ててもすぐに飽きられる。世界的にメロディがすっかり枯渇し尽くしてしまって、まるで合成香料みたいなチープな曲が蔓延している昨今ならなおさら。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

以前は、ケイト・ブッシュとの比較として、ビョークを挙げました。

ケイトの香りはドラゴンズブラッドだと以前書きました。ドラゴンズブラッドも竜血樹という木の樹脂なんで、基本はボトムノートです。

ただ、以前わたしが持っていたドラゴンズブラッドの香油のイメージからか、自分の中ではトップノートやミドルノートのイメージもあります。白檀と比べるとずっとパンチのある香りです。

【関連記事】
あめのみくりや:香りの話あれこれ

その初期のパンチ力というのは、すでにケイトからは失われていて、昔と比べるとずいぶん弱々しく枯れてきてしまった印象は拭えません。まるで何十年も引き籠もって出てこない太陽のような。

ケイトが引き籠もっている間に出てきたビョークという怪物に、すべて持って行かれたような、「今」を焦点として考えると、ある意味完敗のような状態ではないかなと思います。

そのビョークの怪物性について、次記事からもうちょっと掘り下げて書いてみようかと思います。思いっきりにわか()なんですが、にわかだからこその、新しい視点でなんか書けたらいいなと思います。

 わたしはいつもそう。なんでもにわかでいっちょ噛みなので、コアなファンやマニアの方々のお怒りを買ってしまうのではないかと、わりといつもびくびくしていますw だからいつもなるべく目立たないように、ねw

ビョークのライブで一番のお気に入りのビデオを貼っておきます。一般的にもやはりこのライブの評価が最も高いようです。

Bjork - Royal Opera House

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2013年1月27日 (日)

魔物語と聖家族

【前回までの記事】
あめのみくりや:茅の毒と意富斗能地
あめのみくりや:昭和の墓標とウロボロス
あめのみくりや:伊園若女と河合その子

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

ルーシーという象徴的な名前は、魔王ルシファー(=堕天使ルシフェル)から来ているものと思われる。

ルシファーって、わたしの中では、サグラダ・ファミリア(聖家族教会)のイメージ。あの建物って、むしろ魔王の城のような禍々しさを感じさせるよね。まるで無数の人骨でできているような気すらする。

16_2

↑2026年に完成予定のサグラダ・ファミリアの完成予想図。今はまだ肝心の中央の塔がありませんよね。それでいてあの禍々しさなのだから、完成したらどうなるのか楽しみです。

前記事で『多重人格探偵サイコ』伊園若女の内面世界のイメージ図をひとつ掲載しましたが、もうひとつ14巻にもそんな絵があったっけと引っぱり出してきて、ここでまたわたしはひとつ気づいてしまった。

Imgp1367_2

ちょっと見にくいので拡大表示してみてください。問題の右側の部分だけさらに拡大した図はこちら

これ、10歳の若女の内面世界をイメージした図なんだけど、右側の魔物が飛び出してきてる絵のあたり、なんとなくケイト・ブッシュの『魔物語』に似てるなと思って比べてみたら、なんのことはない、そのまんまでしたw

Kate_never_for_ever

作者が『魔物語』のジャケットを見ながら描いたのは確実でしょう。しかし、これパクリじゃん~とかそういうことはどうでもいい。重要なのは、なぜここに突然ケイトが出てくるのかということ。わたしにとってこの一致は偶然では済まされない。

その子ちゃんとケイト…なぜ関わってくる?誰も想像だにできない。しかしわたしの中では当然のようにつながっている。その子ちゃんはわたしが中学生のときから、そしてケイトはわたしが高校生のときから、ずっと音楽で支えてきてくれた人たちだからね。

もし二人がいなかったら今のわたしはありえないし、命があったかすらどうかすら危うい。「世界」に押しつぶされて息も絶え絶えだったわたしを、二人が(厳密には、三毛猫のまりも入れて二人と一匹)が助けてくれた。

つまり河合その子とケイトブッシュ…この二人は、わたしが自分の流した血によって、自分の中では容易くつながることなんです。

血でつながっている関係…それはもう家族だ。

子供の頃って、よく妄想で、自分の親は本当の親じゃなくて、今は事情があって家族のふりをしてる。だけどきっといつか、本当の家族が迎えに来てくれるんだ。そんなイマジネーションを繰り広げることってなかったですか。

わたしもかなり本気でそう思ってましたね。子供の妄想、それもかなり多くの子供たちに共通する妄想、それはきっとどこかの次元では真実なのではないでしょうか。わたしはそんなふうに思います。

本当の家族よりもっと強い絆で結ばれた、見えない血でつながっている関係…その関係性のことを、聖家族と呼ぼう。

【関連記事】
あめのみくりや:襁褓の中の魔物語
あめのみくりや:血の記憶

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2011年3月21日 (月)

ミュウミュウとケイト・ブッシュとコムデギャルソン

ななな、なんと、ミュウミュウのコレクションのBGMに、ケイト・ブッシュの曲が使用されていた!

Miu Miu - Fall Winter 2011/2012 Full Fashion Show (Exclusive)

曲のタイトルは、Infant Kiss(少年の口づけ)Breathing(呼吸)[1980/Never for Ever収録]、In Search Of Peter Pan(ピーターパンを探して)[1978/Lionheart収録]。これらの曲をあちこちつなぎ合わせてある

行われたのは地震の前々日である3月9日。

中でも、Breathingはちょうどタイムリーにヤバい感じだね。放射能汚染された土地の母親の胎内にいる胎児の視点から書かれている曲。シングルカットされた曲なのでPVがあります。

Kate Bush - Breathing - Official Music Video

We've lost our chace
We're the first and the last
After the blast
Chips of plutonium
Are twinkling in every lung

わたしたちはチャンスを逃した
これが最初で最後
爆風が吹き抜け
プルトニウムの粒子が
肺の中できらめいてる

これは、ケイトがいよいよ返ってくる兆しなのだろうか?公式サイトはcoming soonになってる!

しかし、なぜミュウミュウ?と思うけど、ミュウミュウはコムデギャルソン大好きな14歳(もう15歳か?)のファッションブロガー、Tavi Gevinsonちゃんもお好きなようで、あと、智子ちゃんもI Just Can't Breathe...のPVでミュウミュウの猫柄ワンピを着てた。Lollipop Candy♥BAD♥girlで着てる服もミュウミュウですね。智子ちゃんもかなりお気に入りのブランドみたい。

個人的にはミュウミュウの服に特に惹かれるものはありませんが、でも名称はちょっと気になる。だって猫っぽいもん。だからってわたしは猫柄なんて着ませんけど~w。猫柄って大阪のおばちゃんが好む豹柄と最終的にはつながるような気がします。うちのきらちゃんも豹柄です。

そういえば、BreathingとI Just Can't Breatheって、breathつながりですね。母親の胎内でニコチンでもプルトニウムでも否応なしに吸い込まねばならない胎児、そんな意味深なケイトの詩よりいっそう謎めいた智子ちゃんの詩。

そんなことを踏まえて、もっと聴き込んでみようと思います。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

っていうか、2011秋冬のコレクションもう終わってたんだね。全然チェックしてないや。とりあえずコムデギャルソン(3月5日)の動画を探してみたんだけど、見つからなかった。ファッションサイトで静止画なら見られるんだけど。

【参考リンク】
Comme des Garçons Fall 2011 Ready-to-Wear Collection on Style.com: Complete Collection
Comme des Garçons Spring 2011 Ready-to-Wear Collection on Style.com: Complete Collection

本当は映像で見たいんだけどな~。YouTubeだと前期のも短く編集したのしかないし。音楽さしかえてあったり(?)ありえない。これは本物だなと思うものでも、いいところで終わっちゃったり。とにかく全編ノーカットで見たいんだけど。

歴代のギャルソンのコレクションのDVD出たら絶対買うのにな。2009年秋冬のコレクションは以前にも記事にしたけど、あれは本当に感動ものだった。ギャルソンの服は静止画よりも、動いてるところを見てこそのような気がします。

というわけで本ラインの動画は貼れないけど、代わりに、COMME des GARCONS COMME des GARCONS、略してコムコム(なんで2回言うねん!)の今期。本ラインとくらべると格は違うけど、その分日常的にも着やすいライン。

特に今期はザ・ギャルソンと言ったところで、本当に典型的な気がします。モデルさんたちの不敵な表情もいいね。やっぱこうでなきゃ。

Comme des Garçons Comme des Garçons Fall Winter 2011-2012

サルエルパンツって今普通に流行ってるけど、それを生み出したのが、当然のことながら、コムデギャルソン。ドメスティック(国内)ブランドの権威ともいえる存在だから、流行は常にギャルソンが生み出してる。

それも、日本人によくありがちな、海外のどこかのブランドの追従では断じてなく。海外のハイブランドの中でも、圧倒的に新しかったのですよ。それまでの退屈なファッションシーンを、まさに青天の霹靂でぶっ壊したのが、あの小柄な日本人女性である川久保玲なのだそうです。

今までも書いてきましたが、ギャルソンの服を着ることは、わたしにとっては本当に日本人としての誇りを取り戻すことと同じ意味を持っています。

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2010年4月28日 (水)

香りの話あれこれ

わたしはときどき人や物やグループや音楽、ブランドなどに香りを感じることがありますが、誰がどんな香りがするか、ここにまとめてみようと思います。

◇◆◇

まず、その子ちゃんの香りはね~、ミュゲ。フランス語でスズランって意味です。ローズ、ジャスミン、リラ(ライラック)とともに四大フローラルといわれます。香水を調合する上で欠かせない、基本中の基本の香りということ。

大人の女性というよりは、少女をイメージさせる、グリーン感のある清純な香り。わたしはこの香りを嗅ぐと、切ない気持ちになります。

スズランそのものは食べると毒ってことは有名ですが、とてもじゃないがそんな毒を隠し持っているようには見えない可憐な姿。花言葉は「幸福の再来」。

◇◆◇

智子ちゃんの香りは…川瀬智子個人としては、ムスク(麝香)だと思う。動物性の香料で、ジャコウジカとか、カワウソの性腺から採られる。深く、甘く、官能的で、女性に発情をもたらす香り。これだよ、きっと。周りが狂う原因。

カワウソって漢字で書くと川獺川瀬って字とそっくりです。

前にも書いたけど、the brilliant greenというグループ自体の香りは、。Tommy heavenly6はチェリー。桜だと和風なんだけど、あくまでもアメリカンなチェリー。

Tommy february6のほうは香りを感じたことがないので、よくわからない。本人のイメージ的には苺なのかもしれないけど、うーん…わたしにはよくわからないということでw

◇◆◇

ケイト・ブッシュはドラゴンズブラッド。よく魔術なんかで使われる野性味の強い、パンチのある香りです。色も真っ赤で、まさに竜の血。リュウゼツラン科の植物の樹液から採取します。

◇◆◇

そのほか、今までにも書いたことがあると思いますが、永田くんはジャスミン、コム・デ・ギャルソンはスミレ。さっちゃん(片山さつき)はよくわからないけど、花は桜(特に八重桜)なので、香りを感じないだけかも。

ミッフィーはチューリップ、キティちゃんはガーデニア(クチナシ)

◇◆◇

Dovesblood 自分の香りは自分ではぜんぜんわからないですが、以前、アメリカ人のシャーマンの方にわたしの香りとして選んでもらったのは、Dove's Blood(鳩の血)でした。ドラゴンズブラッドとよく似ていますが、それがよりマイルドになったような香り。自分でもかなりお気に入りの香りでした。

(※昔撮った写真がまだあったので、貼ってみました。2002~2003年頃だと思う。血塗れの堕天使の怪しい絵を描いていた頃ですね)

ドラゴンズブラッドは強力な魔除けや、能力開発、成功を勝ち取るための、能動的な魔術として使用され、ダヴズブラッドはどちらかというと受け身の、献身的な愛の魔術として使用されます。

最近もっぱら使っている香水は、FLORAL 4 SEASONSのすみれか、上海(ジャスミンの香り)か、サンダルウッド(白檀)。白檀って最近無性に好きで。あの香りの中に溶けていってしまいたいぐらい好きだよ。仏壇の香りともいう。やばい?呼ばれてる?(;´∀`)

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2009年11月22日 (日)

KKK

少し前から気づいてたんですが、わたしがブログで取り上げる人物、わたしがとても惹かれてしまう人物の頭文字がKばかりなんです。それも「かきくけこ」の「か」ばかり。

「か」たやまさつき、「か」わせともこ、「か」わいそのこ、「か」わくぼれい…。川(河)が多いからかもしれないけど。

ケイト・ブッシュ(Kate Bush)は綴りをローマ字読みしたらやっぱり「か」になる。英語だから名前と苗字が日本語とは逆だけど、一応最初の音ということで。

永田くんは違うけど、実父の姓は蒲池(かまち)。やっぱり「か」。彼の人生が狂ってしまった元凶が蒲池の血なわけだから、やっぱり蒲池という苗字が重要なファクターだと思うんです。松田聖子(蒲池法子)、亡くなったZARDのボーカル坂井泉水(蒲池幸子)も遠縁だという説が濃厚。

それから川田亜子(かわだあこ)もいましたね。死亡率が高いことがわたしの不安要素です。

あ、そうだ。もうひとつの共通点が、医者の息子・娘が多いこと。永田くんは外科医の息子、亜子ちゃんが精神科医の娘、その子ちゃんは歯医者の娘。ケイトの父親も医者という話は有名だけど、何科かは知りません。

さっちゃんの父親(姓は朝長)は数学者でしたね。医者ではないけど理数系です。

KKKっていうと白人至上主義のカルト団体ですが、そういわれてみれば、妙に色の白い人が多いなぁと。特にさっちゃん、その子ちゃん、智子ちゃんは真っ白です。ちょっと普通の人とはワントーン上の白さ。(そういえば昔、美白の女王で鈴木その子って人ていましたね。関係ないけどw)

ケイトはもちろん白人だから白いけど、以前に動画を貼った『Sat in Your Lap』ではKKKを彷彿させる衣装を着ていました。ケイトの作品は全体的に、白人による現代文明と、原住民の昔ながらの生活との葛藤を思わせるものが多いのです。

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白人にベジタリアンが多いのも、日本人よりずっと、地球を虐げてきているという罪悪感が大きいからだと思います。わたしは日本人だけど、なぜかずっとひどい罪悪感が昔からありました。そのことも以前、少し書きましたね

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さらに思いつくのが、川嶋紀子(かわしまきこ)。K.Kです。そしてとても色白です。過去記事で、紀子様を表す神使として、白い狐を挙げました。

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ちなみに、わたし自身の苗字も上運天(かみうんてん)で「か」なんです。わたしの母(頭文字はH)は看護婦、父(頭文字はS)は電気屋をやっていたという話(よく知らない)。それぞれ医療の末端、工学の末端ですよね。

わたしの肌の色は普通です。同居人(K.S)は沖縄出身のわりには白いかな。色の白い人にありがちな、顔面のほくろも多いね。そういえば同居人はダイモンも白雁だったし、昔ゲーセンにあったオーラ診断機で撮ったオーラの色は白でした()。

厳密には、内側の基本の色が、外側の色(そのときどきの気分によって変わるらしい)が藍色、喉の色がだった。わたしは内側の色が赤紫、外側がオレンジ、喉の色がだった。おもしろいほど正反対でしょ、うちらw。昔の話だから、今はもう変わっててもおかしくないけどね。

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2009年9月25日 (金)

ブラックサン・日食を纏う女

前の記事の続き

JUNYA WATANABEコレクションにも、すごいシンクロしてることに気づいてしまった。

VOGUE.com: 2009 秋冬コレクション - Paris プレタポルテ - ジュンヤ ワタナベ
より、例によってまた画像一部借用。

00080h200903090748261020739_hq 【1枚目】ぐるぐる巻き!簀巻きマット!黒だけど。なにこれなにこれ!すごくない!?なんでわたしが思ってたこととまったく一緒なの?シンクロ?なんかこういう、まさにタイミングずばりの、魂の深いところに響くようなシンクロってすごいよね、大好き!って思っちゃう。

00120h2009030907480190759_hq 【2枚目】まさに黒い炎を纏ったようなドレス。髪は黒煙のように燃えさかり、どこからどこまでが服でどこからどこまでが肌かわからないぐらい癒着して、指先まで炭化して真っ黒になってる感じがいいなぁと思う。一つのこういう生物みたい。

00230h20090309074653725367_hq 【3枚目】本来、肌が露出しているはずの部分まで、黒いぴっちりしたシャツで覆われている。肌が出ている部分は、黒く陰がペイントされた顔と、足首の部分だけ。

原爆のときに、服が肌に焼きついちゃった人もいたじゃんね。どうしてわたしはあのとき死ねなかったですか。どうして中途半端に被曝して、中途半端に生きなくちゃいけないんだろう。

ギャルソンの服はいずれも、纏うための服であり、脱ぐための服じゃない。そんなの当たり前だ、服は着るものだと思われるかもしれない。だけど世の多くの男女は、服を脱ぐために着ているのですよ。特に男性はそう思う人が多いんじゃないですか?服なんて脱がすものでしょう?

でもギャルソンの服は、まるで衣類も含めて一つの生命体であるかのように、剥ぎ取られることを頑なに拒んでいるかのよう。

きっとこの黒いシャツを剥ぎ取ると、真っ赤な血が流れるわ。

00320h200903090745592143207_hq 00460h200903090744321951458_hq 00500h20090309074408426022_hq

【4枚目】金粉を織り込んだようなドレスに、黒いダウン、その上から金の鎖で拘束されている。昔の天皇家の風習のように、蓆(むしろ)で覆われ、拘束された太陽。日食って感じがする。

【5枚目】簀巻き&エリザベスカラー(ペットが怪我したときに首にはめるあれね)

【6枚目】もはや黒いうんこにしかみえない(;^ω^)最終形態?

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Bjorkish_klein_02 ちなみに、アイスランドの女性アーティストであるビョークBjörk)が、川久保玲やジュンヤ・ワタナベの服を着ることで知られているそうです。これ(左図)とか…って、ただのイロモノ芸人じゃん、これじゃ!何このコップ洗いのたわしのような服はw

ビョークってあんまりよく知らないけど、ケイト・ブッシュと関連づけて語られることがあるようです。特にDreamingの逝っちゃってた頃のケイトと。

ビョークの音楽性は、YouTubeで聴いてみたかぎりでは、いまいちピンと来ない。リズムだけで曲が構成されていて、メロディがないような気がする。

そういえばDreamingもメロディがなくて、単調なリズムがまるで原住民の呪術のように聞こえますね。それでもDreamingには魂を鼓舞するような魅力があるんだけどなぁ。なんだろうな、この違いは…。

ま、それは今はおいといて…

そのほかは、顔が妙に東洋人っぽいのが気になるところ。アイスランドだから、イヌイットの血が混ざってるんでしょうか。

記事のタイトルは、『日を纏う女』と相似形になる感じに、『日食を纏う女』にしてみました。

『日を纏う女』とケイト・ブッシュの関連については:
レッドドラゴン ~大いなる赤き竜と太陽を纏う女~

アイルランドとアイスランド、地名も似てますねぇ。

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