カテゴリー「わたくしごと(私事)」の69件の記事

2009年11月25日 (水)

色のチラリズム

わたしわりと昔から黒い服が好きで、全身黒ってのはわたしにとっては定番のコーディネートだった。特に若い頃はやたらと好きだったな。色物着るようになったのは年取ってからかも。

んで、最近はもうギャルソン一色なんで、当然黒が多いのだけど、自分はあることが無性に好きであることに気づいた。

Imgp1731 そのあることとは、表地が黒で、裏地が原色使いの服。たとえば巻きスカートなんかだと、歩くときにわりと裏地がちらちら見えやすいですよね。その黒の隙間からチラッと見える原色が無性に好きであると。

ただの黒よりこの方が何枚も上手ですよね。せっかくのきれいな色を裏地に惜しげもなく使ってしまうあたり、余裕を感じさせてむしろ贅沢に思える。表は葬式の黒にダメージ加工のボロ服風なのに、裏は鮮やかな原色なんですよ。なんかすごく萌えない?萌える~!

これは香水の付け方にも通ずるかもしれない。原色をそのまんま着ていたら、常に香水がぷんぷんしている感じ。でも動いたときだけちらりと見える色は、動いたときだけふっと香る香りにも似ている。

そういう色のチラリズム、香りのチラリズムこそ、真に心を虜にしてしまう要因じゃないでしょうかね。

800pxopalblack1 石なら、光の角度によって遊色がちらちらと揺らめくオパール(蛋白石)でしょうか。特にブラックオパール。黒地に遊色がくっきりと浮かび上がるので、オパールの中でも最も価値が高いのだそうです。色のギャップが大きいから映えるんでしょうね。(※画像はブラックオパール、Wikipediaより)

ギャップ、温度差ってのはつまり、ポテンシャルですよね。ポテンシャルとは変化を促す動力源のことであり、それが豊富ということは、そこから多くの仕事量を引き出すことのできる状態のことであり、エントロピーの観点からいっても、人がチラリズムに惹かれてしまうのは当然の心理なんでしょう。

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コムデギャルソンがファッション界に激震をもたらしたのも、このポテンシャルのため。才能ある人というのは、ポテンシャルの高い人。自分の引き出しを何枚も持ってる人のことをいうんだと思います。

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2009年11月22日 (日)

KKK

少し前から気づいてたんですが、わたしがブログで取り上げる人物、わたしがとても惹かれてしまう人物の頭文字がKばかりなんです。それも「かきくけこ」の「か」ばかり。

「か」たやまさつき、「か」わせともこ、「か」わいそのこ、「か」わくぼれい…。川(河)が多いからかもしれないけど。

ケイト・ブッシュ(Kate Bush)は綴りをローマ字読みしたらやっぱり「か」になる。英語だから名前と苗字が日本語とは逆だけど、一応最初の音ということで。

永田くんは違うけど、実父の姓は蒲池(かまち)。やっぱり「か」。彼の人生が狂ってしまった元凶が蒲池の血なわけだから、やっぱり蒲池という苗字が重要なファクターだと思うんです。松田聖子(蒲池法子)、亡くなったZARDのボーカル坂井泉水(蒲池幸子)も遠縁だという説が濃厚。

それから川田亜子(かわだあこ)もいましたね。死亡率が高いことがわたしの不安要素です。

あ、そうだ。もうひとつの共通点が、医者の息子・娘が多いこと。永田くんは外科医の息子、亜子ちゃんが精神科医の娘、その子ちゃんは歯医者の娘。ケイトの父親も医者という話は有名だけど、何科かは知りません。

さっちゃんの父親(姓は朝長)は数学者でしたね。医者ではないけど理数系です。

KKKっていうと白人至上主義のカルト団体ですが、そういわれてみれば、妙に色の白い人が多いなぁと。特にさっちゃん、その子ちゃん、智子ちゃんは真っ白です。ちょっと普通の人とはワントーン上の白さ。(そういえば昔、美白の女王で鈴木その子って人ていましたね。関係ないけどw)

ケイトはもちろん白人だから白いけど、以前に動画を貼った『Sat in Your Lap』ではKKKを彷彿させる衣装を着ていました。ケイトの作品は全体的に、白人による現代文明と、原住民の昔ながらの生活との葛藤を思わせるものが多いのです。

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白人にベジタリアンが多いのも、日本人よりずっと、地球を虐げてきているという罪悪感が大きいからだと思います。わたしは日本人だけど、なぜかずっとひどい罪悪感が昔からありました。そのことも以前、少し書きましたね

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さらに思いつくのが、川嶋紀子(かわしまきこ)。K.Kです。そしてとても色白です。過去記事で、紀子様を表す神使として、白い狐を挙げました。

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◇◆◇

ちなみに、わたし自身の苗字も上運天(かみうんてん)で「か」なんです。わたしの母(頭文字はH)は看護婦、父(頭文字はS)は電気屋をやっていたという話(よく知らない)。それぞれ医療の末端、工学の末端ですよね。

わたしの肌の色は普通です。同居人(K.S)は沖縄出身のわりには白いかな。色の白い人にありがちな、顔面のほくろも多いね。そういえば同居人はダイモンも白雁だったし、昔ゲーセンにあったオーラ診断機で撮ったオーラの色は白でした()。

厳密には、内側の基本の色が、外側の色(そのときどきの気分によって変わるらしい)が藍色、喉の色がだった。わたしは内側の色が赤紫、外側がオレンジ、喉の色がだった。おもしろいほど正反対でしょ、うちらw。昔の話だから、今はもう変わっててもおかしくないけどね。

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2009年11月10日 (火)

がまん猫きら

きらちゃんを今日、動物病院に連れていったんだけど(その経緯はアバウトミーのひとことに書いてます)、

目だの口の中だの調べられてるときや、血液を採取するときなど、きらはずっとおとなしくて、鳴きもしないでじっと我慢の子だった。その様子を獣医さんや看護婦さんに「なんて賢い子なの。なかなかいないよ、こんな賢い猫ちゃんは」と絶賛された。

たしかに病院への行き帰り(キャリーバッグに入れて車移動)もずっとおとなしかった。くくるなら声を限りに泣きわめき続けるけどね。きらちゃんは妙に「諦観」っていうのか、暴れても無駄なときはあきらめておとなしくする傾向があります。

わたしはいつもきらちゃんに我慢することを教えてるから、診察台の上でしっかり手を握って、目を見つめて、「きらちゃん、我慢だよ、我慢が肝心だよ~」って言ってあげてたらおとなしくしてた。信頼してくれてるんだろうなと思う。

きらちゃんにいつも教えこんでいる我慢の信条はね、こういうの。「1に我慢、2に我慢、3,4がなくて、5に我慢なんだよ~。我慢が肝心だよ~。我慢に我慢を重ねて、もうこれ以上我慢できない!と思ったそこからが、また新たな我慢のはじまりなんだよ~。人生はずっと我慢の連続なんだよ~~~~~」

何なのこの飼い主(;^ω^)♪絶望をあげるYeah~♪(BGMは『Wait For Me There』でw)

なあんてね。口で言ってるだけだから、本当は甘やかしちゃうほうなんだよね。特にきらがくくるを出産後(もう6年前)、もうこのまま死んじゃうんじゃないかと思うぐらいガリガリになっちゃってあまりに可哀想で、おいしいものいっぱい食べさせるくせがついちゃったんだよね。

それに当時(宮津にいた頃)は外出自由だったし、好きなときに好きなだけ散歩もできた。けっこうわがままいっぱいに育ってきたきらなのです。

こっちに引っ越してきてからは完全室内飼いで、それに伴い食事の量も減らしてるし、それまで通ってきたわがままを制限している状態。くくるみたいに最初から引き籠もりで最初から小食なら、特に我慢も苦痛もないだろうと思う。でもきらは従来が自由奔放な育ちなだけに、可哀想でね。

でもきらの本来持っている性質が穏やかで従順であるために、最近はちゃんと我慢を覚えてくれているようです。きっときらがいつか虹の橋を渡って、再びこの世に生まれ変わるときは、金色に輝くふるもっふるの毛皮を纏ってくるんだろうなと思います。我慢強くて賢い子ほどふるもっふるだから。

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2009年10月28日 (水)

どうでもいい補足

香りは国産で】と【異音キター!】について、状況が変わったので、一応補足。どうでもいいことなんだけど、律儀な性格なのか、きっちり修正しておかないと気がすまないという。

なんかパソコン、音しなくなった。一時的な不調だったのか?なんだったんだろう…。しばらく様子を見ることにした。

それと、あのトイレの香水、何度か嗅いでいるうちに慣れてきてしまった。そんなにくさくないっていうか、けっこういい香りかも?とまで(;´Д`)。慣れって怖いわね。

でも初めて嗅いだ人はやっぱりわたしが最初感じたように、くさいと思うのだろう。だから外にはつけていかない。おうち専用にする。ま、無駄にならずに済んでよかった♪

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2009年10月17日 (土)

香りは国産で

すみれの香水ってあんまりないですよね。わたしが最近愛用している香水は、武蔵野ワークスってところのFLORAL 4 SEASONSなんですが、ここの香水はどれも自然な花の香りで嫌味がなく、本当にいい香りばかり。すみれのもちろんあって、お気に入りのひとつです。

でもほかにも試してみようと思って、「スミレ 香水」で検索して最初に出てくるサイトのフランス製の香水を注文してみたんです。

で、今日届いたんですが……非常に微妙な香りでした。正直、いまいち。ぶっちゃけ、トイレっぽい。

そうなんだよ。スミレの香りってへたするとトイレになっちゃうんだよ。

しかし、すみれの香料はフランスが本場のはずなのに、こんな微妙な香りでいいのか。断然、武蔵野ワークス圧勝。

せっかく買ったこの香水、もう使いたくない。どうしましょうって感じ。おしゃれなアトマイザーつきの瓶とか、紫色の液体とか、ビジュアル的にはすごくかわいいんだけどね。もうこのままインテリアにするしか…

そういえば、昔のお気に入りも資生堂のだし、香水は日本製じゃないと合わないのかなぁ、わたし。外国製の香水をいい香りだと思ったことないや、そういえば。

コムデギャルソン2も届いたけど、こちらはまあまあよかったです。ちょっとおやじくさい成分が入っているのが気になるけど、変に色っぽくないところがギャルソンらしい。っていうか、わたしもわりとおやじくさいキャラだからなぁ。合ってるのかも(;´Д`)

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2009年10月 3日 (土)

懐かしのアンジェリーク

香りについてもちょっと書く。

わたしが若い頃愛用していた香水は、資生堂のアンジェリークです。「天使の香り」がキャッチフレーズでした。とにかくもう、すんごいお気に入りの香りで、何度もリピートしてこればっかり使ってた。まさにこれが自分の香りだと思ってた。

どんな香りかっていうと、フローラル+オリエンタルの造語である、フロリエンタル系ですね。バニラやムスクを思わせる、けっこう重めの甘い香り。個性的で神秘的、そして官能的でもあった。でもそれほど大人っぽすぎもなく、若い女性らしい可愛らしさもあったと思う。そこがフロリエンタルゆえんか。

今、ネットで調べてみたところ、けっこう好みの分かれる香りだったようだ。でも好きな人にとってはもう病みつきになる香りでしたよ。っていうかほとんど精神安定剤のようだった。この香りをつけていると、「守られている」って感じがして安心できた。

そういえばアンジェリークの香りって、きらちゃんに似てるかもなぁ。金色のふるもっふるのママ猫のイメージ。なんでママ猫かっていうと、甘えたい気分になるから。聖書に出てくる「蜜と乳の流れる土地」みたいな。ゴールデンおたぬき!溶け溶けクリームお月さま!

今はもう廃盤になっているようで、入手経路は限られているようです。懐かしいなぁ、なんとか探して、また買ってみようかな…

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2009年9月28日 (月)

コム・デ・ギャルソンはスミレの香り

コムデギャルソンの服には、菫(すみれ)の香りが合うと思う。

すみれは取るに足らない小さな野の花だけど、その香りは高貴で、フランスの英雄ナポレオンが愛した香りとして知られている。今でもフランス人はすみれの香りが大好きだし、南フランスは香水用のすみれの主要な産地でもある。

香りの女王といえば薔薇だけど、薔薇って…あ、これ前にも書いたかな?わたしは薔薇の香りは当然のように大好きだけど、完成されすぎた香りっていうのかな、自分にはどうあがいたって到達できない世界なんですよ。華やかで優雅で気品があってかわいくてセクシーで…なんかもうすべてを兼ね備えた、完成された女性の香り。

すみれの香りは薔薇ほど女を感じさせない。すみれ単体の香水は、男性がつけていても違和感がないぐらい(個人的には)。ちょっとゲイっぽくはなるかもしれないけどw。そういえば、すみれの紫色は、ホモセクシャルを表す色でもあるのだった。

上品なので年配の女性がつけていても似合うんだけど、大人っぽさの中にも、少女のような素朴さや可憐さが漂う。すみれの香りのキモは、その慎ましさや奥ゆかしさにあると言えると思います。薔薇が陽なら、すみれは陰ですね。伏し目がちの少女や未亡人のように、どこか陰があるところが魅力。

すみれには、死者の弔いという意味もある。花輪にしたすみれを聖母マリアの祭壇に飾るのは、キリストを磔にした十字架の影が、この花に落ちたためといわれている。すみれは哀悼の意を表明する花なんだって。と同時に、春の訪れの喜びを表す花でもある。まさに死と再生ですね。

男でもなく、女でもなく、大人でもなく、子供でもなく、生きているのでも、死んでいるのでもなく、まるで中間領域に漂うような香り。慎ましいのに安っぽくなく、可愛らしいけど媚びてなく、牧歌的なのに気品があり…様々なパラドックスを内包した、なんていうか、薔薇とはまた違う意味で、パーフェクトな香りだと思うのですが。

昨年の秋から、ずっと「すみれ」、「すみれ」のキーワードがしつこいぐらいに浮かんできて、でもなんのことかよくわからないので保留だったんだけど、やっと今ここでつながった気がします。やっと似合う服を見つけたからだろうね。

◇◆◇

実際は、COMME des GARCONSブランドの香水も存在しているようですが、それらはたぶんスミレではないでしょう。オリエンタル系?あ、古都シリーズも見つけた。超嗅いでみた~い!でも、ちょっと高いんで、香り確認するためだけに買えないっす(;´Д`)。

と思ったら、1mlずつ量り売りできるサイトを見つけた。はぁ~、いい時代になったものだね。はい、ポチッとな。

でも一番合うのは間違いなくスミレなんで、今後もし香水を出すなら、ぜったいスミレにしてほしいなと思う。オリエンタルとスミレを調合すればいいんだろうと思う。白檀とかね。っていうか、普通、スミレの香水はたいていボトムノートがムスクと白檀みたいです。相性がいいんだろうね。

◇◆◇

今んとこ、香り関係の話題は「わたくしごと」カテゴリに分類してありますが、今後どうしようかな。新しいカテゴリを作るべきか、それとも「法則・象徴」のほうに入れるべきか。

わたしは単に香り好きというだけじゃなく、むしろ、香りが好きで好きでたまらないという欲求はとりあえず横へ置いといて、やっぱ象徴的に、ここにはこのピース、というパズルをなによりやりたいので。五感感覚を駆使した、立体的なパズルじゃなくて?

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2009年9月17日 (木)

マキノセンニュウが来たよ

今日、うちのベランダで野鳥を捕まえた。

残念ながら写真などは撮っていないのだけど(後述)、たぶん…というより、ほぼ間違いなく、マキノセンニュウ牧野仙入/牧野潜入)であったと思う。

最初は、ベランダからなにか虫の声か、鳥のさえずりのようなものが聞こえてきて、なんだろう?とそちらに注意を向けていると、猫たちも耳ざとく聞きつけ、即ベランダへ突撃。きらが興奮してわにゃわにゃ鳴く声が聞こえてきたのでそっちに目をやると、プランターの枯れたメリッサ(レモンバーム)の藪の中に、黄土色っぽい小鳥がいた。

はっ…と思った瞬間、小鳥はふわりと飛び立ち、物干し竿の、ちょうど竿を引っかける部分に止まった。わたしは思わず、物干し竿の下から、左右から両手のひらで小鳥を包み込むようにした。猫属性なので、瞬間的に捕まえようとする本能が働いてしまうようです。そしたら、本当に捕まってしまいましたとさ。

人間に素手で捕まるなんて、まあ、なんとどんくさい鳥なのでしょう(;^ω^)

で、本当は写真に撮りたかったのだけど、捕まった瞬間からビビビビ鳴いて可哀想だったので、ざっと観察しただけで、すぐに逃がしてあげた。もしかしてこんなに簡単に捕まるのは巣立ち雛?とか思ったりして、だったら親がそばにいるだろうからすぐに解放してあげないと探してるかなぁと思って。

かなり小さかったのでよけいにそう思えたんだけど、マキノセンニュウは元々かなり小さい鳥のようです。体長12cm。スズメ(14~15cm)より小さかったので、確かにそれぐらいだろう。全身にウズラのような(むしろ寿司ネタのコハダのような?)斑が入っていて、しっぽが短いのが特徴的でした。

ただ不思議なのは、この鳥は主に北海道で繁殖し、本州ではあまり見られない鳥だそうです。

でも、わたしは鳥や花に関しては、わりと造形に対する記憶力があるほうなので、マキノセンニュウで間違いないと思う。本州では珍しいというだけで、まったく生息しないというわけではないようなので、ありえないわけではないよね。

ああ、やっぱり写真撮っとくんだったなぁ…。でもあのビビビビって鳴き声がね。泣かれると弱いんだよ、わたしは。

鳥っていつもメッセンジャーの役割を担っているから、今度もなにかメッセージだったのかな?と思う。以前、宮津にいたときも、不思議なコマドリの来訪があったし。あれはホント、今思い返しても不思議な出来事だった。

いずれも人前にあまり姿を現さないことで知られる鳥が、わざわざ自分から、わたしにその姿を見せつけるように飛んでくるんだもん。やっぱなにか意味があるんだろうなぁと考えずにはおれないよ。

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2009年9月 7日 (月)

コム・デ・ギャルソンが好き

わたし、自分が着飾ることにはまったく興味がないって書いたけど、それはたぶん、普通に女らしい格好をすることに興味がないんだと思う。

かといって、他人が着ているのを見ること自体は、ロリータとかのふりふりのかわいいのが大好きなのね。お人形も女の子らしいかわいいのが好き。自分とはまったく正反対だから好きなんだと思う。

だけど自分が可愛い系・フェミニン系の格好をすることは100%考えられない。気持ち悪すぎる。自分が女装したキモオタのように思えてきてゲロ吐きそうになる。

そういう葛藤がめちゃくちゃあるのと、あと、あんまりいいたくない理由で、わたしは肌を露出することが本当にストレスなのね。女らしい格好ってたいてい露出が多いじゃないですか。だから苦手ってのもある。

たぶんこれは、被曝の後遺症だと自分では思ってる。もちろんわたしは46年生まれなので被曝なんかしてないし、わたしの母も17年生まれの鹿児島県出身で、長崎とは同じ九州ではあるものの、直接被曝はしてないだろうと思われる。

だけどわたしは、どうしても自分が、被曝者のように感じてしまうんです。だけどそんな事実はないのだから、誰にも言えない悩みだよ。

でもわたしが子供を産むことができない、そもそも子供を作る行為すら、気持ち悪くてできないのは、わたしが心のどこかで、自分の遺伝子は壊れているとわかっているからじゃないかな。

子供を産まないってのは、緩慢な自殺願望だと思う。積極的に自殺することはできないけど、せめて自分の代で終わりにしようという。

わたしの姉も妹も普通に結婚してるし子供もいる。どの子もみんなかわいくて、いい子ばかりだよ。姉と妹はきっとどこも悪くないんだと思う。きっとわたしが一人で一家の穢れを背負ったんだと思う。

実際わたしはなにも社会貢献できない穀潰しニートで最低の人間だから。だけどそれができないぐらいの重荷を背負わされたような気もしてる。人生のごく早い時期から、わたしは社会からなにもかも奪われたような気がしてる。

飛ぶためには翼が必要だし、走るためには足が必要。飛び方とか走り方の問題じゃない、そもそも飛ぶための翼、走るための足がない。

努力って、まず最低限の道具がそろってからの問題じゃない?それ以前の問題だから。努力しろというなら、まずわたしから奪った足を返してほしいの。そして奪われたその時期に戻してほしいの。簀巻きマットで転がされたままじゃなにもできるわけない。

わたしにとって常に外界は脅威。ストレスを感じる。肌というのは外界との境界線で、肌を包み込む衣類は、自分を守る鎧だと思う。

そこでファッションの話に戻るのですが、ブランド品ってのは、わたしは一種の武装だと思う。女が男に混じって、外の世界で戦うための武装だよ。最も攻撃力が高いのは、やっぱりシャネルかなぁと思う。

美しさは女性の「武器」であり、装いは「知恵」であり、謙虚さは「エレガント」である。

とシャネルのデザイナーであるココ・シャネルは言っていたそうですが、すごいよくわかる。

つまりわたしには、武器も知恵もエレガントさも何一つないのです。なにもないのだからせめて謙虚になればと普通なら考えがちだけど、わたしはそれすらも嫌なんです。

だってどれだけ足元見られるかわかったもんじゃない。謙虚さは、能ある鷹が爪を隠すときのポーズとして身につけるもの。戦うための武器もないのにただ謙虚なだけなんて、他人の都合のいい踏み台にされるだけ。

もう簀巻きマットでフルボッコは嫌なの。ただただ外部の暴力を甘受するしかなかった、無力な子供時代になんて戻りたくない。

わたしにはどうしてもそういう消えない記憶があるから、謙虚になんて絶対になれないんです。わたしは自分が自分の世界の王様であるぐらいの傲慢さを身につけなければ、あとは乞食になるしかないぐらい、のるかそるかのあとがない状態なんです。

そこで出会ったのが、コム・デ・ギャルソンの服でした。ギャルソンの服を見ていると、わたしはなぜか、この上ない安堵と癒しを感じました。

一般的には、ギャルソンの服は前衛的とか革新的といった奇抜なイメージがあるけど、外部のストレスに極度に弱いわたしの皮膚(境界線)を覆い隠し、脅威から守ってくれるのは、ギャルソンの服しかないとすら感じました。

やっと辿り着けた場所、みたいな?

ギャルソンの服は、「黒の衝撃」「広島シック」「カラス族」「乞食ルック」なんて呼ばれるそうです。岡本太郎の作品とどことなく通ずるものがある。特に渋谷駅の「明日の神話」。広島シックって、ホームシックのホームが広島に置き換わった言葉かな?原爆と関係あるのかしら?

Rei_kawakubo コム・デ・ギャルソンのデザイナーは、川久保 玲という日本人女性です(顔写真はネットからの拾い物)。なるほど、わたしがシンパシーを感じたのは、ギャルソンの服にこそ、大和魂を感じたからでしょうか。

【参考リンク】
これでもか!というぐらい日の丸モチーフを使ったコレクション
VOGUE.com: 2007 春夏コレクション - Paris プレタポルテ - Comme des Garçons

コム・デ・ギャルソン(COMME des GARCONS)とは、フランス語で「少年のように」という意味です。わたしにはちょっと懐かしいブランド名です。

というのも、わたしの姉がデザイナーを目指してモード学園に通っていたとき、わたしは当時高校生だったのですが、姉の部屋にあふれかえるモード系のファッション雑誌をときどきパラパラと見ていたからです。そういうの絶対に自分で買うことはなかったけどね。わたしは親の買ってきてくれた服をそのまま着るような無頓着な子供だったから。

で、その当時によく聞いたブランド名の一つだったんです。姉のお気に入りのブランドの一つだったのかもしれない(姉は中学生の頃からブランドものばかり着ている大変なおしゃれさんでした)。

まさか、今になって、わたしまでこんなに好きになるとは思わなかった。「癒えない傷」というものがどういうものなのか、まだ当時のわたしにはわからなかったというか、自分の中にそういうものがあることに、まだ気づいていなかったから。まだ未来に一縷の希望を抱いていたから。今より当時のほうが、辛いことは多かったと思う。それでも今我慢すれば、きっと未来はあると信じてた。

ファッションで包帯を巻くのは中二病らしい。でもわたしには本当に、本当に包帯が必要だ。服は全身ギャルソンの黒ずくめじゃないといけないし、腕には包帯を巻かないといけないし、目にはサングラスをかけないといけないし、マスクと帽子、手袋も必要だ。そうしてやっと、わたしは安心して外に出られる(わたしはイスラムの女か!)。

◇◆◇

つらつら書いてるうちにずいぶん長くなっちゃったので、一度ここで切ります。もうちょっと書きたいことがあるので、次の記事に続きます。

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2009年9月 4日 (金)

緑のあいつがやってきた

わーい、本格的に呪われてきたよ!

見てよこれ。ブライスの大きいの(ネオブライス)、ついにうちに来てしまいました。しかも何この全身緑色。わたし緑って一番嫌いな色なのに!

Imgp1353

プチブライスは10体ほどうちにあるとは以前、書きました。しかし、なんとなく危機感を感じて、ネオブライスの侵入は許していなかったの。しかし最近になってなにかたががはずれたように、ふらふら~っとついポチッと…

【関連記事】
あめのみくりや:クリオネと白魔法(2008/05/19)

しかもこの子(エンチャンテッド・ペタル)に異様に釘付けになっちゃってさ。他の子はどの子も嫌、とにかくこの子がほしい!って。普段なら緑は嫌いなはずなのに…

しかもですよ、この子だけAmazonで売れ残ってたの。普通、ブライスって大人気だからすぐ売り切れちゃうんだよね。この子は不人気なのかどうなのか知らないが、とにかくタイミングよく売れ残ってたのよ、しかも定価で。

人気ブライスは完売後はすごく値段つり上がっちゃうよね。限定版はなおさら。3万、4万ざら。とてもじゃないが、わたしはこの人形にそれだけの価値があるとは思えないので、定価以上なら買う気は起こらなかった。

そんないくつもの偶然が重なって、来るべきして来たという感じのエンチャンなのです。

実物をひとめ見たときから、もう、くぁわいいいいいいいいいい~~~~~と、メロメロの悶絶状態ですよ。大急ぎで箱から出して、アメリカ人も斯くやというほどキスの雨を降らせてしまいました。あ~あ、だから嫌だったんだよなぁ(;^ω^)

なんでこの不気味人形がこんなにかわいいのか。

わたしは元々人形好きなんで、うちにはプチブライス10体のほかに、プーリップが2体、ダルが3体、ピュアニーモが5体ほどあります。しかしいずれも、ブライスのオーラには敵わないね。ダントツでネオブライスがなんらかのパワーを発しています。多くの人が魅了されしまうのがわかる。

お人形ってのはあんまり美形すぎないほうがかわいいものなのでしょうか?

あと、最近知ったんだけど、ブライスって、顔の金型にいくつかバージョンがあって、このエンチャンテッド・ペタルは、「スペリオール」っていう金型が使われているの。これは今はもう廃盤になっている金型らしい。今、ブライスで一般的なのは「ラディエンス」って型。

わたしはラディエンスがいまいち好きじゃないのよ。それでネオブライスを避けていたのかもしれない。ラディエンスはスペリオールにくらべて目が大きくて、童顔といわれているけど、わたしはどう~もかわいいと思えなくて。

目って大きければいいもんじゃなくない?ただでさえブライスは目がでかいのに、それ以上ギョロ目になったら出目金だよ。それにラディエンスはなんとなく口元が下品に感じるんだよ。なんかうんざりしちゃうような顔なの。

その点スペリオールは上品な顔してる。頬のふっくらした感じが好きだな。目が伏し目がちのところも控えめな感じで好き。なにより、トミーフェブラリーブライスが、このスペリオールなんだよね。なるほど~、だからなのかな、わたしがスペリオールに惹かれ、ラディエンスに惹かれなかったのは。

この金型が廃盤になっちゃったのは残念ですね。でもラディエンスの次に出てきた「フェアレスト」が、どこか憂いのある上品な感じで、これまたわたしの好きなタイプなので、まあ、よかったかなと。

ところで、2005年に市販されたトミーフェブラリーブライスは、あれはダミーだとわたしは思います。智子さんは自分が大切なものは絶対に人には売らないと思う(主題歌を歌っていた『下妻物語』の桃子みたいな…)。雑誌のインタビューを見ていたら、案の定、本物のトミーブライスは本人の手元にあり、それは非売品のようです。

マーキー38号から、写真を掲載します。

Imgp1371

左がトミーフェブラリーブライス、右がトミーヘヴンリーブライスということなんだけど、あれ?と思った。というのも、フェブラリーのほうも、ヘヴンリーに見えるからです。

右のブライスは『Swear』(2003年)の素の感じのトミーだけど、左側、この金髪にグレーの瞳(黒っぽく写っちゃうけど、グレーです)、これは2008年以降の、金髪にしてからのTommy heavenly6にそっくり。めがねを外せばまんまヘヴンリーでしょう。瞳の色がなぜかグレーっぽくなってきたような気がするところも同じ。

対して、Tommy february6のほうは、こんなに明るい髪色にしていたことはないと思う。肌の色も市販品のトミーブライスより、こっちのほうが白いね。目は通常のスペリオールとちょっと違うようです(横目が伏し目じゃないし、黒目が大きい)。特別仕様かな。

これはヘヴンリーの心象風景の中の、フェブラリーなのでしょうか?自らがこうなりたいという憧れの姿を投影している?赤ちゃんの瞳には世界はまぶしすぎて、露光過多のような、白く光った世界に見える。

実はわたし、トミーのやってるキャラの中で、ヘヴンリーが一番かわいくってしょうがないのですが、トミー本人もそうなのでしょうか?インタビューで「なにをおいてもこの子のイメージを守らなくちゃ」みたいなことを言ってたけど、実はわたしも同じような気持ちになってたんですよね、不思議と。

なんでこんなにも愛おしいのでしょうかね。まるで自分の本当の子供みたいに。その気持ちがブライスに対する気持ちともよく似てるんですよね。

まるで、この世に生まれてくるための準備をしている赤ちゃんみたいな。

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