カテゴリー「Tommy」の41件の記事

2014年9月14日 (日)

オベリスクとキューピッドの矢

8月29日に、May J.が特別講義をしたネスレキットカット受験生応援キャンペーンにて、立命館大学情報理工学部の講義が非常に興味深かったので、メモしておこうと思います。

以下の動画の17:07~、「狙った方向にだけ音を伝えるスピーカー」というものです。

ネスレ キットカット受験生応援キャンペーン2015
サクラサク プレキャンパス開校式

講義の概要は、

「狙った方向にだけ音を伝えるスピーカーを更に発展させて、一点で鳴るオーディオスポットを研究している。それによってその場にいる特定の人にだけピンポイントで音を伝えることができるようになる。」

「超音波技術で一点で音を鳴らすことに成功、さらに放射特性をうまく制御することによって、みんながその一点から音が聞こえているようなホログラムを実現したい。」

とのこと。

狙った"点"にだけ音を発生させるスピーカーシステム

【参考リンク】
3次元空間の“点”(極小領域)にのみ可聴音を再現する音響技術を世界で初めて開発~ヘッドホンなど無しで各ユーザーの耳元にのみ聞こえる音をつくり出す~ - HEADLINE NEWS - 立命館大学

これって、わたしがMayちゃんの歌を初めて聴いたときに抱いた印象そのまんまじゃないですかね。伝える側が、伝える相手を厳密に選んでいるという。

つまり、こういうことなんです。彼女の歌は大安売りでばらまかれているかのように見えて、実はストイックなまでに受け手を選んでいるのです。

May J.の歌声が心に響かない響かないと言われるのは、おそらく、発信側がピンポイントを狙っているから。できるだけ大きな声で貫くように。まるで閉ざされた氷の心を打ち砕き、活路を見いだそうとするかのように。

May J.について プロローグ: あめのみくりや

ちなみにこのやり方もその子ちゃんにそっくり。

彼女はかなり大胆にヒントを提示しておきながら、本気で隠しにかかっているという、一見矛盾だけど、その実、確固たる忠誠によって、厳密に暗号を送る相手を選んでいるのだ。

伊園若女と河合その子: あめのみくりや

このスピーカーを開発しているのは立命館大学ですが、この「ネスレキットカット受験生応援キャンペーン」自体には、キリスト教系の大学が多く協賛しているようです。一応これもメモ。

  • 南山大学…カトリック
  • 上智大学…カトリック
  • 青山学院大学…プロテスタント
  • 立教大学…聖公会(カトリックとプロテスタントの中間的な宗派らしい)

別動画。インタビューの別場面。

得意科目は英語と数学、苦手科目は国語だったそうです。国語が苦手で数学が得意なんて、女性には珍しいですね。

Mayちゃんも大学受験はしていて(最初の動画の09:42~参照)、日本にあるアメリカの大学(テンプル大学)に入学。大学名はWikiの記述がいつの間にか消えているので、入学はしたものの卒業はしてないかもしれませんね。アメリカの大学は入るのは簡単でも卒業するのは難しいらしいので。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

Mayちゃんの歌声を何かモノにたとえると、そびえ立つオベリスク。あるいは狙ったところに打ち込むキューピッドの矢。」のエネルギーなんですよね。男性ラップはまるでロケットの打ち上げ台みたい。

ロケットが上空に打ち上がるに従って、パーツを少しずつ切り離していくよね。そして最後は本体だけになるよね。なんかそんな感じ。

新曲の『本当の恋』では、アレンジは極限にまでシンプルになり、ピアノ演奏だけ。ボーカル一本で勝負という潔さが垣間見えます。

上記のスピーカーの話に当てはめると、

  • オベリスク=みんながその一点から音が聞こえているようなホログラム
  • キューピッドの矢=狙った方向にだけ音を伝えるスピーカー

ということになるかと思います。

イメージ図を描ければいいのですが…まあ、そのうち描きます…描ければいいなw

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

新曲ですが、この間のニコ生には感動しました。いつか生歌を聴きにいければいいなーと思います。このときの『Let It Go』もすごかったね!動画貼っちゃう♡

May J. - 本当の恋

May J. - Let It Go

ところで、驚いたのですが、Mayちゃんが10月に開催されるVAMPSのハロウィンパーティに参加するそうです。しかも、毎年参加しているTommy heavenly6と同じ日。

2014年10月18日(土)幕張メッセ
VAMPS / DAIGO / Tommy heavenly6 / May J.

【参考リンク】
VAMPS、ハロウィンパーティーにももクロ、氣志團、May J.ら出演 | iFLYER.tv (アイフライヤー)

これについてはまた別記事を起こして書こうと思いますが、いろいろ見逃せない展開がありそうですね。

陰陽のバランスの話になってくるのかもしれませんねぇ。というわけで、今回はこれで終わり。

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2013年5月30日 (木)

1998年5月13日

hideの遺作であり最大のヒット作である『ピンクスパイダー』と、the brilliant greenを一気にメジャーに押し上げた記念作『There will be love there -愛のある場所-』の発売日が同じ1998年5月13日であったことをご存じでしょうか。

当時の週間オリコンチャートをわかりやすくグラフにしてみました。これをどう見るか。

Oricon

My Little Loverの『DESTINY』もやはり同日発売だけど、初登場4位で、そこからはどんどん下がってるだけ。『There will be love there』は初登場14位なのに、驚異的な伸びでついに5週目で1位を獲得。

6月15日には連続発売の『ever free』も含めて、ブリグリがちょうどhideの遺作に挟まれる形で、2、3、4位と並んでいます。その翌週についに1位。まるでhideがブリグリを包み込んで押し上げたかのようにも見える。

hideの死と入れ替わるように、J-POP界に彗星のように現れたthe brilliant green。誰もそこをつなげて考える人はいないけど、わたしにはわかる。自分の中でつながってるから。

客観的に見ても、洋楽っぽさをJ-POPに取り入れてるところは似てますよね。とにかくお洒落!クール!カッコイイ!ってところも。(ただし松井さん脱退後のブリグリは以前とは変質してしまいました…)

これらの楽曲が今から15年も前の作品だなんて。今と比べてなんの遜色もないどころか、今どれだけJ-POP劣化してんだ!って嘆かわしくなりますよね。

hide - ピンクスパイダー

the brilliant green - There will be love there -愛のある場所- (LIVE)

この曲がブレイクした頃、Tommyはラジオで(あの独特の泥酔したような口調で)「もうCD買わないでください」って言ったって話は有名だけど、あれはどういう心理だったのだろう。たぶん本人ですらよくわかってなかったのかもしれないけどね。

もうひとつニアミス。the brilliant greenのデビューシングル『Bye Bye Mr. Mug』の発売日が1997年9月21日で、その翌日の9月22日X JAPANの解散記者会見の日でもありました。こういうあたりにも、なんだか明暗とか光と影のようなものを感じてしまいます。

作風はhideはアッパー系で、ブリグリは鬱系だけど。わたしは自分がhideを失ったことすら知らないままに、いつの間にかブリグリに癒されていた。そして15年の歳月を経て、はじめてhideと出会った。

これ書こうかどうしようか迷ったんだけど、いちおう書いとこう。Tommyのダイモンは本名なら【】なんだけど、Tommyだと【蜘蛛】、hideのダイモンは本名だと【】だけど、hideだと【】。ここに蜘蛛と蝶がそろった。

Tbgforeverkh9 あと、「ピンクの空」とか「ピンクの雲」とかはTommyがソロのほうで好んで使っているモチーフですね。

Forever to me -終わりなき悲しみ-』のジャケットのピンクの空と、そこに立ちはだかる壁というのが象徴的かも。あ、これブリグリだった。

まあ、そういうふうに、けっこう共通点ありますよねって話。私はどっちも本当に好きなんで!

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2012年1月16日 (月)

世界塔の満天星

フリッパーズギターの曲が、初期のブリグリの曲とどことなく似ていることに興味を惹かれ、3枚のオリジナルアルバムを購入してみました。(1stと2ndは2006年リマスタ紙ジャケ仕様をチョイス)

ブリグリファンには有名だけど、Tommyはフリッパーズギターや小沢健二の大ファンだったそうです。それでたぶん影響を受けているんだろうと思い、期待して聴いてみました。

1stと2ndには思ったよりも、ピンと来る曲はありませんでした。でも、ポップでお洒落な雰囲気なので、軽く聴く分にはいいかなぁという感じ。問題は、全部同じ曲に聞こえることだw。最初の印象はね。何度も聴いてるうちに微妙な違いがだんだんわかるようになってくるけど。

3rd『ヘッド博士の世界塔』 が一番気に入りました。特にラストの『世界塔よ永遠に』10分を超える大作ですが、これがいちばん好き。この曲が一番ブリグリに似てると思った。

Flipper's Guitar - 世界塔よ永遠に

歌の内容は、「世界はキミのもの」という甘い言葉に釣られて、軽い気持ちで乗り込んだ“世界塔”という名の宇宙船(これはわたしの解釈)から降りられなくなり、運命の荒波に翻弄され、進むも地獄、退くも地獄、自爆して逃げることすらできない状況に追い詰められた男が、絶望感を通り過ぎて、もう笑うしかないって状況。

この際だ笑うのだ、あっはっはっは、はぁ~~~~……down とテンションが下がるところがおもしろい。

最初、歌詞カードを見ずに聴くのがわたしの聴き方なんですが、それで気づいたことがいくつかあります。

一風変わった歌詞ですが、ダブルミーニングがありそうに思った。たとえば、「寝るときも寝れずお届けした9曲、嘘なんかねえっす」の「嘘なんかねえっす」のところの曲が急に間延びして声が聴き取りにくくなり、「嘘なんか…です」って聞こえる。つまり、

* ゚・*:.。.:*・゜+ d(*´∀`)b うそです +.:*・゜゚・*:. *

ってことだよね。

「おしまいまでどうぞお楽しみを」のあたりも、急に声が不気味になって、お化け屋敷に閉じ込められて「お楽しみを」と言われてる気分になる。そんなことSAWのジグソウに言われた日にゃ…((((;゚Д゚))))

最後のほうの「死にそして生まれ色彩を迎えよう」は歌詞見ずに聴いてたら「死にそして生まれし奇才を迎えよう」に聞こえた。その奇才こそが、ヘッド博士なのでは?一度死に、そして、まるでフェニックスのように蘇るんだな、ヘッド博士が。きっとw

歌ってるのは小山田さんのほうなのかな?男のくせに舌足らずで甘ったるい声が、だんだんくせになってくるね。特に『カメラ!カメラ!カメラ!』や『グルーヴ・チューブ』あたりが最もダルで甘~い感じですね。この声のロリ・ショタ感がTommyに似てる。

『世界塔よ永遠に』のベースの効いたアレンジはかなり好み。だけどアルバム全体を通していえば、エコーを効かせすぎなのが気になってしょうがない。

なぜか、クロノトリガーのゴンザレスというロボットが歌うシーンを思い出してしょうがない。この過剰エコー聴かされてると、なんか張り倒したくなってくる。エコーという音響のハリボテ感が、あのハリボテロボットを連想させるからだろうか。倒したら15ポイントもらえるよ♪

【参考リンク】
【ニコニコ動画】【KAITO】ついつい歌いたくなるクロノトリガー『ゴンザレスのお歌』。

“世界塔”ってそもそもなんなのかわかりませんが、わたしはthe brilliant greenについて、まるで、世界遺産の上に住んでいる人みたいだな、というイメージを持ったことがあります。

世界遺産に住んでる人が、金持ちとは限らない。実は明日食べるものにも困っているかもしれない。だけど遺産を売ることはできないでしょ。そうこうしているうちに、だんだん遺産そのものも風化していく。

似てるよね、世界塔の歌詞に。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

小沢健二・小山田圭吾の誕生日の象徴はこのようになっています。最後のダイモン(守護動物)だけは生年月日ではなく、名前で判断します。

小沢健二【/】【蛋白石/満天星】【黄色い電気の戦士】【山猫
小山田圭吾【/】【琥珀/七竈】【黄色い倍音の種】【

小沢健二の誕生日の花、満天星と書いてドウダンツツジと読みます。嘘みたいだけど本当です。ドウダンツツジで変換してみてください、本当に「満天星」って出るから。意味合い的には灯台躑躅という意味です。灯台は東大と音がかぶりますね。

ドウダンツツジは鈴蘭のようなベル型の小さな花が鈴なりにつくツツジ科の灌木で、春には満開の花、秋には真っ赤な紅葉が楽しめる。なんで星なのかは不明です。星というよりは鈴だし。

花言葉は「喜びあふれ、明るい未来、可愛い人、節制」(同属のサラサドウダン、ベニドウダンを含む)。

「節制」はツツジ科全体の花言葉ですね。荒野など過酷な環境でも育つことから来ているそうです。たとえば、『嵐が丘』で有名なヒース、和名をエリカといいますが、これもツツジ科の植物です。

誕生石はオパール。ちかちかとまたたく遊色が妖しい魅力の石で、この石が誕生石の人は、複雑な性格の人が多いと思う。分裂気質で、また、多才でカリスマ性がある。

小山田圭吾の誕生日の花である七竈(ナナカマド)は、七回竈にくべてもまだ燃え切らずに残るということからつけられたそうです。火に強いんでしょうか。こちらもやはり、強靱なイメージです。バラ科の樹木で、秋には赤い実がたくさん生ります。

花言葉は「思慮分別・賢明・私と一緒にいれば安心」

誕生石は琥珀。力強く暖かな太陽エネルギーを凝縮したような石で、この石が誕生石の人は、リビドーが強いです。小山田さんの一人ユニット名のコーネリアスって、『猿の惑星』に出てくる猿の名前らしいですが、まさにそれ。琥珀が誕生石の人は、大地に根ざした原住民の原始のリズムを根底に湛えている。ケイト・ブッシュもそうです。

ところで、エロスとタナトスってありますが、琥珀はまさにエロスのほう。で、オパールはタナトス。どこか危険な死の香りが漂う。昔から不幸を呼び込む不吉な石として知られている。

エロスとタナトスの違いは、エロスは破壊衝動が外へ向かい、タナトスは破壊衝動が内へ向かうこと。エロスは破壊衝動を性的欲動に変換することにより生命を得る。一方、タナトスは死に魅入られ、ひたすら内へ向かって自壊作用を起こす。

そのあたりが、琥珀の生命力と、オパールの分裂気質に共通すると思う。

銀河の署名は、またもや黄色ですね、二人とも。ホント多いな、黄色の紋章を持つ人。小山田さんの【黄色い種】はTommyと同じ。星座(水瓶座)と虎のダイモンも同じですね。

オザケンの【黄色い戦士】は、自民党の片山さつきと同じ。同じく東大卒ですね。戦士は知性を意味します。

そして、オザケンのダイモンはわたしと同じ、山猫。もしかしてカラス嫌いだったりしますか?w

【関連記事】
あめのみくりや:断末魔カラス
あめのみくりや:愛のあるところ

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2011年7月 5日 (火)

緑の少女

詞が書けないのと同じことで、自分がどういう感性をしているとか……。心の中をグッとえぐり取られて、それをあらいざらい見られている感じがするのが、凄いダメなんです。

【参考リンク】
河合その子エッセイ「銀色タペストリー」第1回

その子ちゃんは自分で作曲をするようになってからも、「詩が書けない」と言っていたように、わたしは、その子ちゃんの曲には、ポエムがないとずっと感じていた。言葉はなにも意味を持たず、耳をすべっていくような気がしていた。

わたしは昔は曲重視派で、歌詞なんてそんなに重要視していなかったので、無意味な歌詞のほうがむしろ心地よかった。

ただ香りのように、なんとなく雰囲気で言葉を並べるだけみたいのが、お洒落で洗練されていて、その子ちゃんに合ってる気がした。

たとえば、『ジョバンニの囁き』とか『恋のチャプターA to Z』とか『向こうDEギャルソン』(いずれも島武実・作詞)みたいな意味不明な言葉の羅列(言葉のサラダ)っぽいもの、あるいは『サエラ -cà et là-』(芹沢類・作詞)みたいな雰囲気重視のものもよかったな。

高校生からはケイト・ブッシュにはまり、洋楽だから当然英語だし、やっぱり言葉は耳をすり抜けた。

 ちなみにその子ちゃんは、歌詞を書けないだけでなく、歌詞を覚えられないことでも有名だった。本番中によく歌詞を間違えたり、ごまかしたりしていました。それ以外は何もかも完璧なのに!

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

そんなわたしの音楽の好みに革命を起こしたのが、the brilliant green。ポエムという至高の存在が生まれた。不思議なほどに、智子さんの書く歌詞は、自分の心とシンクロした。

そこで開眼(耳だけど)してしまったのか、わたしはいろいろな曲の歌詞を聴くようになった。自然に、歌詞が耳に届くようになった。歌詞に共鳴し、自然に涙がこぼれていることもあった。

昔は音楽を歌詞で聴くなんてダサいって、正直、思っていたのに。いつの間にか、昭和アイドル歌謡聴いて泣いちゃうおばさんになっていた。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

そんなわたしでも、その子ちゃんの曲だけは、いつまでも歌詞が耳を素通りした。もちろん曲も声も大好きだし、歌は上手いし、演奏も当時のアイドルとしては異例なほどに凝っていてクオリティはめちゃ高い。

それなのに不思議と歌詞だけは、自分の耳が追いついていかないかのようだった。

しかし例外はあり、まるで曲と詩が一体化したように、わたしの魂を直撃する曲もあった。

それがこの曲、永遠の名作『緑の少女』(1986)

『緑の少女』

作詞:芹沢 類
作曲:後藤 次利

真珠を飲み込んだよう
泣き虫のかたまりなの
喉の奥のあたりで
息をひそめている

緑色の風の中
笑いころげたあとにも
胸がふるえるとほら
そっと動きだすの

恋と気づいたの 逢えないときから
しかってくれた人 はじめてなの

*いつも あなたの声が 声が聞こえる
  ああ 優しい声が 声が聞こえる

無口な貝のようなの
誰にも言えない想い
あなたに書き続ける
文字にしない手紙

ひとり寂しいときにも
ほほえむことを覚えた
あの日から泣かないと
そっと誓ったから

心を開くと なにかが見えそう
流れる時間に 負けないのよ

**いつか あなたに逢える 逢える気がする
   ああ も一度逢える 逢える気がする

きれいな真珠に育てているから
いつかあなたの大きな海迎えて

 * Refrain
** Refrain

だからわたし、その子ちゃんのイメージって、ずっとこのまんまで止まってたんだよね、自分の中で。

だけど、最近、その子ちゃんが夢に出てきて以来、少しずつ時間が動くようになってきたみたいなんです。その子ちゃんの歌う言葉が初めて意味を持つようになり、彼女の意外な情熱的な面を知ったような気がして新鮮な驚きを覚えた。

でも、ニコニコ動画のコメントなどを見るかぎり、そんなことみんな知ってたみたいね。その子ちゃんは歌に情感を込めるのがうまいってみんな言ってた。わたしだけ、耳が幼くて、何にも聞こえてなかったんだ。

そして気になるのがこのタイトル。緑の少女。作詞家はその子ちゃんに、透明な緑色をイメージしたのかもしれませんね。たしかに赤やピンクのような暖色系より、その子ちゃんには青や緑、そしてモノトーンが断然似合っていた。

だから、なんで緑なのか、その子ちゃんの場合は、容易に頷けることです。

また、緑の妖精、緑の魔酒なら、アブサンをイメージする。わたしの買ったネオブライスはまさに緑の少女?

【関連記事】
あめのみくりや:アブサンとフェンネルとアクアマリン

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

不思議なのは、the brilliant greenのほう。直訳すると鮮やかな緑。これこそ、なんで緑なんだろうとずっと不思議に思ってる。

アルバムのアートワークを見ても、特に緑色にこだわったものはないし、むしろ避けてる?と思うほど、緑色は使われていない。

それなのに、どうして緑なんだろう。バンド名についてのインタビューをチラッと小耳に挟んだことはあるけど、どうも本人たちもよくわかってないようだった。

わたしにとってブリグリのメンバーは、すごい革命家の3人組なのに、自分たちが何をしているのか、本人たちもよくわかっていないようなのが、端から見ていて不思議な気がします。

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2011年7月 3日 (日)

愛のあるところ

ソニー、そしておニャン子クラブつながりで、どうしても気になってしょうがないことがあって。

まずはこれを読んでみてほしいのです。

私は愛のあるところを目ざして行くでしょう
悩んでも駆りたてられても
その永遠を指して進むでしょう
愛のあるところへ
すべての宇宙船を装備して
天体をも誘惑できるくらい
そして流れ星は
愛の迷宮のなかへ

愛のあるところ…この言い回しには見覚えがあります。ブリグリファンなら真っ先に『There will be love there-愛のある場所-』(1998)を思いつくんじゃないでしょうか。この言い回しひとつにとどまらず、この詩全体を貫いているものが似てるんだよね。

これは元おニャン子クラブ会員番号29番、渡辺美奈代のアルバム『The Heart of Love~恋してると、いいね~』(1989)のブックレットに記載されていたものです。歌の歌詞ではなく、純粋に詩です。本人に詩は書けないと思うので、どっかの作詞家が彼女のために書いたのでしょう。

「誰が書いたか」はもはや問題ではなく、この詩はソニーから降りてきているのではないだろうか?というのが、わたしの考えなんですよね。作詞家は翻訳家に近いのではないだろうか?

ただ、智子ちゃんだけは特別な存在で、本来ソニーから得ていたインスピレーションをすっかり自分のものにしてしまい、たとえソニーを追い出されても、夫婦二人でやっていけるぐらいのものを確立しているように見える。

まるで、智慧の実を食べて楽園を追放されてしまったアダムとイブみたい。夫婦の前には冷たい雪が降りしきるけど。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

それから、興味深いのが、銀河の署名。渡辺美奈代と河合その子の銀河の署名がまったく同じKIN28「黄色い月の星」なんです。(ちなみに出身地も同じ愛知県)

河合その子【/】【血石/ベロニカ】【黄色い月の星】【
渡辺美奈代【/】【翠玉/葉鶏頭】【黄色い月の星】【獅子

さらに、振り返ってみると、関係者に「星」の紋章の人がやたらと多い。

まず、その子ちゃんの旦那さんであり、偉大なる作曲家にしてベーシストの後藤次利。

後藤次利【/】【藍銅鉱/羊歯】【黄色い惑星の星】【山犬

初期おニャン子で一番人気だった新田恵利。(後期で一番人気は渡辺美奈代だったと思います。その子ちゃんはまあ、ある意味別格)

新田恵利【/】【翠玉/豌豆】【黄色い磁気の星】【絹猿

さらに、以前、もう一人の智子さんとして名前を挙げたことのある女性シンガーソングライター、種ともこ(ソニー所属)の紋章も星でした。

種ともこ【/】【珊瑚/吾亦紅】【黄色い銀河の星】【蜘蛛

星の紋章は、黄色の紋章の2つめで、1つめが「種」。種→星→人→戦士→太陽というふうに展開されていく。

種は「開花/目指す/気づき」、星は「気品/美しくする/芸術」、人は「自由意志/感化する/知恵」、戦士は「知性/問う/大胆さ」、太陽は「普遍的な火/照らす/生命」という意味合いがある。

【参考リンク】
13の月の暦・太陽の紋章

「黄色い種」の人↓元おニャン子から2名。

高井麻巳子【/】【真珠/パフィオペディラム】【黄色い水晶の種】【大山猫
渡辺満里奈【/】【真珠/山百合】【黄色い月の種】【猩々

川瀬智子【/】【黄玉/油菜】【黄色い銀河の種】【

「黄色い人」の人↓

杉本彩【/】【蛋白石/鳥兜】【黄色い銀河の人】【孔雀

「黄色い戦士」の人↓

片山さつき【/】【金剛石/八重桜】【黄色い律動の戦士】【

「黄色い太陽」が誕生日の人は、今までにブログで取りあげた人物の中にはいませんが、命日が「黄色い太陽」の人ならいました。

存命中の人なら誕生日が重要ですが、亡くなった方は命日のほうが意味を持ってくるように思います。

永田寿康☆【/】【黄金/福寿草】【黄色い銀河の太陽】【

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

智子ちゃんの詩には、「散らばったわたしのかけらを拾い集めてほしい」というような意味合いのものが多いと思います。

厳密には、ソフィアのかけらです。ソフィアという天使が、地上にバラバラになって落ちてしまったのです。その回収作業をしなくちゃいけない。

わたしにはその目的がわかっているのに、今はなにかとても難しい問題の前で、立ち止まっているような気がします。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

冒頭の渡辺美奈代についてですが、わたしはおニャン子時代にはそんなに彼女に興味はなかったのです。だけど、去年ぐらいから急に気になるようになり、過去のアルバムを買い集めてみたんです。

そして驚きました。その意外な完成度の高さと、意外な歌唱力の高さに。

抱いてあげる - 渡辺美奈代 (1988年)

この人、かなり実力を過小評価されてましたよね?ただ見てくれが可愛いだけのアイドル、ただのおニャン子(素人集団というニュアンスで)という。当時はそうでもなかったのかな?大人気だったもんね、やっぱりきちんと評価はされてたんでしょうか。というぐらい、わたしは彼女のことをよく知りませんでした。

彼女の歌にはなにかすごい力を感じる。すごく深いレベルから心が癒されていく感じ。なんていうか、こう、女神的な。母性的というのか。ひとりで歯を食いしばって頑張ってたときにふいに抱きしめられたときみたいに、涙が出る。

この甘くてくだけた感じは、その子ちゃんにはなかったものです。甘い味の良さがわかるようになったのって、わたしは大人になってからなんです。わたしは甘い物が苦手というめずらしい子供だったから。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

それともうひとつ気になることがあり。

わたしがカエル・クエストで遭遇したボスキャラ□□聖子ちゃん。彼女は芸能人にたとえると、渡辺美奈代に似ていました。ただ、もっと背が高くて、痩せてて、色が白かった。でも顔は似ていました。八重歯もありました。

それがどうつながってくるのかは、まあ、わからないのですけどね。本人逃亡したので、永久にわからないまま終わるのかもしれません。

【カエル・クエスト関連記事】※電波注意
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2011年3月21日 (月)

ミュウミュウとケイト・ブッシュとコムデギャルソン

ななな、なんと、ミュウミュウのコレクションのBGMに、ケイト・ブッシュの曲が使用されていた!

Miu Miu - Fall Winter 2011/2012 Full Fashion Show (Exclusive)

曲のタイトルは、Infant Kiss(少年の口づけ)Breathing(呼吸)[1980/Never for Ever収録]、In Search Of Peter Pan(ピーターパンを探して)[1978/Lionheart収録]。これらの曲をあちこちつなぎ合わせてある

行われたのは地震の前々日である3月9日。

中でも、Breathingはちょうどタイムリーにヤバい感じだね。放射能汚染された土地の母親の胎内にいる胎児の視点から書かれている曲。シングルカットされた曲なのでPVがあります。

Kate Bush - Breathing - Official Music Video

We've lost our chace
We're the first and the last
After the blast
Chips of plutonium
Are twinkling in every lung

わたしたちはチャンスを逃した
これが最初で最後
爆風が吹き抜け
プルトニウムの粒子が
肺の中できらめいてる

これは、ケイトがいよいよ返ってくる兆しなのだろうか?公式サイトはcoming soonになってる!

しかし、なぜミュウミュウ?と思うけど、ミュウミュウはコムデギャルソン大好きな14歳(もう15歳か?)のファッションブロガー、Tavi Gevinsonちゃんもお好きなようで、あと、智子ちゃんもI Just Can't Breathe...のPVでミュウミュウの猫柄ワンピを着てた。Lollipop Candy♥BAD♥girlで着てる服もミュウミュウですね。智子ちゃんもかなりお気に入りのブランドみたい。

個人的にはミュウミュウの服に特に惹かれるものはありませんが、でも名称はちょっと気になる。だって猫っぽいもん。だからってわたしは猫柄なんて着ませんけど~w。猫柄って大阪のおばちゃんが好む豹柄と最終的にはつながるような気がします。うちのきらちゃんも豹柄です。

そういえば、BreathingとI Just Can't Breatheって、breathつながりですね。母親の胎内でニコチンでもプルトニウムでも否応なしに吸い込まねばならない胎児、そんな意味深なケイトの詩よりいっそう謎めいた智子ちゃんの詩。

そんなことを踏まえて、もっと聴き込んでみようと思います。

◆◇◆ ◇◆◇ ◆◇◆

っていうか、2011秋冬のコレクションもう終わってたんだね。全然チェックしてないや。とりあえずコムデギャルソン(3月5日)の動画を探してみたんだけど、見つからなかった。ファッションサイトで静止画なら見られるんだけど。

【参考リンク】
Comme des Garçons Fall 2011 Ready-to-Wear Collection on Style.com: Complete Collection
Comme des Garçons Spring 2011 Ready-to-Wear Collection on Style.com: Complete Collection

本当は映像で見たいんだけどな~。YouTubeだと前期のも短く編集したのしかないし。音楽さしかえてあったり(?)ありえない。これは本物だなと思うものでも、いいところで終わっちゃったり。とにかく全編ノーカットで見たいんだけど。

歴代のギャルソンのコレクションのDVD出たら絶対買うのにな。2009年秋冬のコレクションは以前にも記事にしたけど、あれは本当に感動ものだった。ギャルソンの服は静止画よりも、動いてるところを見てこそのような気がします。

というわけで本ラインの動画は貼れないけど、代わりに、COMME des GARCONS COMME des GARCONS、略してコムコム(なんで2回言うねん!)の今期。本ラインとくらべると格は違うけど、その分日常的にも着やすいライン。

特に今期はザ・ギャルソンと言ったところで、本当に典型的な気がします。モデルさんたちの不敵な表情もいいね。やっぱこうでなきゃ。

Comme des Garçons Comme des Garçons Fall Winter 2011-2012

サルエルパンツって今普通に流行ってるけど、それを生み出したのが、当然のことながら、コムデギャルソン。ドメスティック(国内)ブランドの権威ともいえる存在だから、流行は常にギャルソンが生み出してる。

それも、日本人によくありがちな、海外のどこかのブランドの追従では断じてなく。海外のハイブランドの中でも、圧倒的に新しかったのですよ。それまでの退屈なファッションシーンを、まさに青天の霹靂でぶっ壊したのが、あの小柄な日本人女性である川久保玲なのだそうです。

今までも書いてきましたが、ギャルソンの服を着ることは、わたしにとっては本当に日本人としての誇りを取り戻すことと同じ意味を持っています。

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2010年9月22日 (水)

トミーとソニー

智子ちゃんとその子ちゃんの関わりについて、もうちょっとやろうと思います。

Tommy川瀬智子の愛称であり、Tommy february6Tommy heavenly6として定着しています。TomokoだからTommy。英語の愛称のつけかたを踏襲しているのだと思いますが、同じように河合その子Sonokoでやってみると、Sonnyになるよね。

…んっ?Sonny?……(二度見して)んんっ?ソニー???……どっかで聞いたような…とすっとぼけるまでもなく、ソニー《SONY》ですよね。

ソニーという企業にとって、SONYというロゴの四文字は最大の財産であるらしい。それだけソニーというブランド名を重要視しているということですよね。

それだけに、「たまたま一致した」のではなく、もっと重要な意味がありそうな気がしてくるのです。もちろんその子ちゃんがずっと所属していたレコード会社はソニーです。

その子ちゃんの引退前後あたりに出たベストアルバムのタイトルは『sonnet』であり、これはソニーの運営するプロバイダーとほぼ同じ名称。プロバイダのほうはSo-netで、呼び名はどちらもソネット。偶然にも、わたしが1996年にインターネットを初めて、最初に加入したプロバイダがSo-netでした。

ソニーの語源について、公式サイトには以下のように書いてあります。

SONYの由来

音『SONIC』の語源となったラテン語の『SONUS (ソヌス)』と小さいとか坊やという意味の『SONNY』から来ています。簡単な名前で、どこの国の言葉でもだいたい同じように読めて、発音できることが大事ということで考案されました。

SONYとは、音+坊やという意味であると。坊やというのはつまり少年ですよね。同じコンセプトの名称をブランド名にしている企業に、コム・デ・ギャルソン《COMME des GARCONS》があり、これはフランス語で「少年のように」という意味。

その子ちゃんが昔からコムデギャルソンの大ファンであったらしいことはすでに書きましたが、「ギャルソン」や「少年」という歌詞が実際に何度も歌詞に取り込まれたりと、《少年》という要素はその子ちゃんにとっても重要なファクターでした。

その子ちゃんの美しいながらも中性的なその容姿は、少女のようでもありながら、ある意味少年のようでもあったと思います。

似合う色は断然青系、個人的にはアリスのような薄いブルーが一番似合っていたと思います。アイドルだからとピンク色の服を着せられることもありましたが、これは全然似合ってなかった。

そんなその子ちゃんの最大のヒット曲であり代表曲がこれ、『青いスタスィオン』。のちの旦那様となる後藤次利によるプロデュースで、フレンチポップス風の楽曲に仕上がっています。(短いバージョンしか見つからなかったのでこれで)

青いスタスィオン - 河合その子(1986年)

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◇◆◇

智子ちゃんのほうに話を移すけど、トミー《TOMY》という有名なおもちゃメーカーがありますよね。現在はタカラと合併し、タカラトミーになっています。

ブライスという人形があり、Tommy february6やTommy heavenly6とコラボしてましたが、当時はブライスはタカラの商品だったんです。それがトミーに吸収合併され、タカラトミーになった。

それからミッフィー。それまではミッフィーのぬいぐるみやマスコットは、主にセキグチという会社が出していたのですが、55周年記念からは、タカラトミーからの商品が増えてきました。原作に忠実なデザインが多く、なかなかいい感じ。

個人的には、ミッフィーグッズはブルーナカラーオレンジに近い赤黄色、場合によって茶色灰色)以外は使うべきではないと思うので、原作に忠実なのはいいことだと思います。最近のミッフィーグッズはピンクとかデコとか、もはやキティちゃんと区別がつかないようなありさまになっていたので。商業主義による意匠の汚染ですよね。

ちょっと話がそれましたが、タカラトミーからは近々PENTAX K-xのミニチュア(全20色)も出るようで、これはぜったいフルコンプしたいなと狙ってます。

このように実に自分ともシンクロ状態なわけなので、不思議だなぁと思わざるを得ません。

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その子ちゃんと智子ちゃんを繋ぐもの、それがコムデギャルソンであるような気がしてなりません。

智子ちゃんはハイブランド(CHANEL、アナスイ、miu miuなど)大好きっ子ですが、ギャルソンの服を着たり、ギャルソンについて語ったりということは今まで一切ないと思います。

それでもわたしが関連性を感じずにはいられないのは、やっぱ、彼女の存在そのものが、ギャルソンっぽいからです。ブランドの追っかけではなく、本人がブランドそのものっぽい。

それもその子ちゃんとは違うライン。その子ちゃんが川久保玲による純粋なコムデギャルソンのイメージだとしたら、智子ちゃんは栗原たお《tao COMME des GARCONS》っぽいんだよね。

違いは、「女の子」という要素が+αされてるんだよね(かなり皮肉混じりに。コムデギャルソンのコレクションはあくまでもアートだから)。だから難しいんだよ、違う要素を混ぜて、化学変化を起こすわけだから。しかも背後から忍び寄るおかんアートの恐怖…w

というわけで一応今回は、智子ちゃんがtaoと共通点があるような気がすると、そのことに言及するだけにとどめて…

混入された女の子要素の、元の素材について、いずれ話そうと思います。シンボル的にはキティちゃんですね。そして智子ちゃんも飼っているスコティッシュフォールドという猫とは。

…次回に続く(あ、嘘。次回とは限らないです)

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【参考リンク】
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2010年9月18日 (土)

BLACKOUT

the brilliant greenの8年ぶりのオリジナルアルバム『BLACKOUT』が発売になりました。

届いたのが14日で、今日で5日目、その間にもう何度聴いたかわからないぐらいヘビロテ状態なのですが、相変わらずわたしはこの夫婦が紡ぎ出す音楽の虜です。まるでヤク中ですよw

どっちかというと、Tommy heavenly6よりかな。もしかしたら、これはもうブリグリとは呼べないのかもしれないとも思います。それぐらい松井さんのギターの音は、ブリグリをブリグリたらしめていた大きな要素だったのだろう。

松井さんが脱退したことに伴うサウンドの変化はたしかに大きな痛手だけど、それでもやっぱり奥田さんの曲が良すぎる。他にいないもんな、こんな魂の深遠まで優しく照らしてくれるような曲は。トミーの歌詞や声もだけど。

まさに、自分にぴったりフィットするんだよね。荒削りで、完成度という点ではそんなに高くはないのかもしれない。世界的に評価されたり、客観的に万人受けするものではないのかもしれない、だけど「自分の心」にはぴったりなんだ。まるで、トミーがよく歌詞に書くように、本当にわたしのために歌ってくれているかのように。

特に気に入ったのは、6曲目『Break Free』、8曲目『WHIRLWIND』。乾いた音、そしてトミーが切々と本音を吐露するかのような歌詞が哀しい。きっと本音を言えるのが歌詞の中だけなんだろうなぁと…。智子さんは嘘つきだけど、歌詞の中では嘘をつかないからね。

最後の『BLUE SUNRISE』も、『Blue Daisy』(2010)のカップリングで聴いたときからずっとお気に入りです。この曲は『Forever to me』(2002)のカップリングである『alone alone』と姉妹みたいに似ていて、だけど対照的で、alone aloneがほのかなオレンジピンクの暖かい光に包まれているような気がするのに、BLUE SUNRISEはモノトーンで乾いて寂しい音。松井ギターと奥田ギターの違いがよくわかるというか…。作曲はどちらも奥田さんなんだけどね。

そして、ジャケや歌詞カードはやはりの香りがしました。冒頭1曲目~4曲目ぐらいまでは特に、ほとんどヘヴと変わらない曲調になってしまったかのようで、でも香りまではヘヴのチェリーにはなってない。やっぱり梅。

梅は12月27日の花で、石はブラックオニキス。そういうところもまた象徴的なのではないでしょうか。

以下は、トミー本人によるインタビューより抜粋。

今回のアルバム・タイトルは『BLACKOUT』。
テーマもそのままの<停電>という意味なんです。
真っ暗になったら何も見えなくなってしまいますよね?
でも目が慣れてくると徐々に見えてきますよね…。
見えなくなっていたものが見えてきた時の安心感というか、
再発見した時の感覚というか、そういう意味を込めて名付けました。

【参考リンク】
the brilliant green 『BLACKOUT』 - インタビュー - TOWER RECORDS ONLINE

もうね、まさしくSophiaですね。ほとんど驚くまでもなく、ただ静かに淡々と、うん、Sophia。なるほどSophia。わたしはなぜか彼女をずっと前から知ってたよ。

光は暗黑(くらき)に照る、而して暗黑は之を悟らざりき

この『ヨハネ福音書』の中の一節はグノーシスの真髄を象徴しているそうです。光は闇の中で輝いている。しかし闇はそれを自覚しない。本来そこにあるはずのものを自覚できない状態が闇なのだということでしょうか。存在しないわけではなく、存在に気づかないだけなんだよって。

LIKE YESTERDAY』(2010)の歌詞カードでも、「星のない夜」という歌詞を星形に並べるという遊び心を見せてくれたことが話題になりましたが、これも同じことですよね。

星の
ない夜も
近くにいる
Seems Like Yesterday
はぐれた心を見つけて
伸ばしてくれた
その手に触れたら
涙が止まらなかった

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◇◆◇

おっ、こういうこともできるんだね↓、Amazonのウィジェットはなぜかサイドバーには貼れなかったんだけど、この形式なら貼れるようだ。

超おすすめなのでみなさん買ってね☆
買わないと地獄に落ちるわよ!www

智子さんの顔アップの左のジャケが通常版、黒に黄色いテープのシンプルなのが初回限定版(DVDつき)です。わたしは初回版を買いました。

あ、でもまだDVDは観てないや。わたしけっこう買ってすぐに観ない人なんだよね。気が向くまで放置している。今はCDだけで胸がいっぱいだから、急ぐ必要はないかなっ。

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2010年4月30日 (金)

Tommy february6はりんごの香り

Tommy february6の香りがわかった~!りんごだよ、リンゴ、林檎!

ストロベリーなんたらかんたら本人が書いてるように、本人のイメージは苺だったのかもしれないけど、自分のことは自分ではわからない典型。

苺のイメージにぴったり来るのはもっとこう…自殺しちゃった岡田有希子みたいなタイプだと思う。そういえば、一度ぶちまけた脳味噌は二度と元には戻らないって新曲で歌ってたっけ(嘘です)。

フェブの曲って、まるでりんごを使ったスイーツみたい。まるでアップルパイみたいな。

アップルパイというのはまさにアメリカの象徴で、アメリカ人にとっておふくろの味として真っ先に思い浮かぶのがアップルパイなのだそうです。

そのほかにもアップルコンピューター、ビッグアップル(ニューヨークのこと)など、りんごとアメリカは切っても切れない関係。

◇◆◇

りんごは西洋では最も重要な意味を持つ果物です。

なんといっても有名なのが、聖書に出てくる「智慧の実」としての存在。蛇にそそのかされたアダムとイブが禁断の果実を食べてしまい、神の怒りを買って楽園を追放され、その後は自力で生きていかねばならなくなったという話。

楽園=無知の安寧。智慧の実=自覚とか自立の象徴でしょうか。

りんごは横に割ると芯が五芒星【☆】の形をしているので、人間の持つ知恵を象徴しているそうです。しかし人知には限界があります。行き詰まってどうにもならなくなったときに初めて、神がその慈悲深い手を伸ばしてくれる。それが7って数字なのかなって今思った。

5月の鍵と7月の鍵の両方が必要ってそういうことかな?

【関連記事】
あめのみくりや:5月の鍵とみどりの日

◇◆◇

わたしはチェリーにアメリカ的なものを感じていましたが、それ以上にもっとアメリカンなのがりんごでしたよね。すっかり忘れてたわw

きのう、久しぶりにアップルパイを食べて思い出しました。あと、久しぶりに豚骨ラーメンを食べ、久しぶりにビールを飲み、ワインも飲みました。

Imgp2079 ワインは智慧の女神ミネルヴァの象徴であるフクロウの絵が描いてあるやつ。前は飲めなかったフランスワインが飲めるようになったみたいです。

(昔はフランスワインを飲んで卒倒するぐらい苦手だった。国産やドイツ産やカリフォルニア産なら余裕でいけるのに。)

サイトをみたら、「神様がくれたごほうび」って書いてあって、なんか感慨深いものがありました。

さらに、日本の販売元であるサッポロビールのマークは五芒星☆ですね。これも不思議な偶然。

【参考リンク】
サッポロビール|キュベ・ミティーク

あと気になったことは、ラーメン屋(近所に開店したばかり)の席案内してくれた女の子が、トミーヘブンリーみたいなメイクをしていました(;´Д`)。最近の若い女の子はあんなメイクで普通に外歩いたりバイトしたりしてるんですかねぇ。

っていうか、最近異様に多いってば、トミーそっくりのメイクしてる女の子が。町のそこここに大発生しとる。一体どうなってるんだぁ(;´Д`)。

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あめのみくりや:香りの話あれこれ

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2010年4月28日 (水)

香りの話あれこれ

わたしはときどき人や物やグループや音楽、ブランドなどに香りを感じることがありますが、誰がどんな香りがするか、ここにまとめてみようと思います。

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まず、その子ちゃんの香りはね~、ミュゲ。フランス語でスズランって意味です。ローズ、ジャスミン、リラ(ライラック)とともに四大フローラルといわれます。香水を調合する上で欠かせない、基本中の基本の香りということ。

大人の女性というよりは、少女をイメージさせる、グリーン感のある清純な香り。わたしはこの香りを嗅ぐと、切ない気持ちになります。

スズランそのものは食べると毒ってことは有名ですが、とてもじゃないがそんな毒を隠し持っているようには見えない可憐な姿。花言葉は「幸福の再来」。

◇◆◇

智子ちゃんの香りは…川瀬智子個人としては、ムスク(麝香)だと思う。動物性の香料で、ジャコウジカとか、カワウソの性腺から採られる。深く、甘く、官能的で、女性に発情をもたらす香り。これだよ、きっと。周りが狂う原因。

カワウソって漢字で書くと川獺川瀬って字とそっくりです。

前にも書いたけど、the brilliant greenというグループ自体の香りは、。Tommy heavenly6はチェリー。桜だと和風なんだけど、あくまでもアメリカンなチェリー。

Tommy february6のほうは香りを感じたことがないので、よくわからない。本人のイメージ的には苺なのかもしれないけど、うーん…わたしにはよくわからないということでw

◇◆◇

ケイト・ブッシュはドラゴンズブラッド。よく魔術なんかで使われる野性味の強い、パンチのある香りです。色も真っ赤で、まさに竜の血。リュウゼツラン科の植物の樹液から採取します。

◇◆◇

そのほか、今までにも書いたことがあると思いますが、永田くんはジャスミン、コム・デ・ギャルソンはスミレ。さっちゃん(片山さつき)はよくわからないけど、花は桜(特に八重桜)なので、香りを感じないだけかも。

ミッフィーはチューリップ、キティちゃんはガーデニア(クチナシ)

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Dovesblood 自分の香りは自分ではぜんぜんわからないですが、以前、アメリカ人のシャーマンの方にわたしの香りとして選んでもらったのは、Dove's Blood(鳩の血)でした。ドラゴンズブラッドとよく似ていますが、それがよりマイルドになったような香り。自分でもかなりお気に入りの香りでした。

(※昔撮った写真がまだあったので、貼ってみました。2002~2003年頃だと思う。血塗れの堕天使の怪しい絵を描いていた頃ですね)

ドラゴンズブラッドは強力な魔除けや、能力開発、成功を勝ち取るための、能動的な魔術として使用され、ダヴズブラッドはどちらかというと受け身の、献身的な愛の魔術として使用されます。

最近もっぱら使っている香水は、FLORAL 4 SEASONSのすみれか、上海(ジャスミンの香り)か、サンダルウッド(白檀)。白檀って最近無性に好きで。あの香りの中に溶けていってしまいたいぐらい好きだよ。仏壇の香りともいう。やばい?呼ばれてる?(;´∀`)

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